こころとからだ[骨格のゆがみをこころで作る]-(1)

野口整体系の先生の本を読んだことがあります。
こころの持ち方、気持ちの状況で骨格も容易にゆがむそうです。
そして実験的にそちらに書かれている簡単なエクササイズ?をしてみました。

イメージの中で自分が状況的に窮地に陥っている・・・確か・・・
下痢で街中を歩くというリアルな想像をしたところ、
予想した椎骨のゆがみをわずかですが確認できました。

つまり『イメージ力で骨格をゆがませる』ことができたのです。

不思議な現象に思えますが、
体癖(=体のゆがみ傾向)と心の気質を結びつけて解説なさる
野口整体創始者の卓越した観察力により計測されたデータから分析され、
結果をはじき出されたものだと思います。
野口先生考案の身体バランスを計測する機器の写真とか見ると、
かなり感動できます。

そのようなことからも『こころとからだ』のゆがみの関連を、
強く感じております。

つまりこころの体の特定部分をゆがませることが、
気持ちやイメージの持ち方で起こりうるもの。
この場合はこころや気持ちが引き金で発生する体のゆがみであるので、
こころや気持ちを変えることがからだのゆがみを改善させることにつながります。
心理的なアプローチの大変効果的なケースです。

ただし慢性的にこの気持ちやイメージが念のようにこびりつくと、
それを変えるためには専門的知識と経験が要求されるでしょう。
そのレベルまでの専門的知識と経験を培うためには、
それだけのセンスと経験、努力が必要です。

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先日、メールをいただいた先生より、
心理的アプローチをなされていますか?とのご質問をいただきました。
私なりに、多数書籍を読み、
そのエキスパートの方とお話をする機会を持ちました。
ですが肉体に直接おこなうアプローチに傾倒しています。
内心これではいけないという気持ちがあるのですが、
今の私にはこころという目で見たりとか直接触れることのできないものを、
いったいどのように把握していけばよいのかというところがあります。