体の使い方を改善する考えが弱いもののときは・・・

体の使い方を学習し自らが参加して改善をはかる人、
そこまでしたいとは考えられない人。

考え方のパターンは、
人それぞれ異なります。

ワーク中などに体の使い方を向上させて、
それが身体の改善を助けることとなると説明します。
説明を受けた際、頭では重要そうだと感じます。
ですがそうはいわれても、
そこに自分の体が参加しているイメージを想起しづらいとき。
時間とともにその記憶はかき消されます。

その場合「体の使い方は大切だから」というアイデアは、
些細な存在でしかありません。
後のその方の人生を改善する明かりにはなりません。

でもそれがよくある普通の反応です。

そのようなアイデアを身にしみこませるような教育を、
若い時分にしてきたら話は別です。
ですがその経験をお持ちの方の割合は多くはないでしょう。

これはとても残念なことだと思います。

※私はこの些細な体の使い方を改善していく考えを膨らませることは、
大切なことだと信じています。

その考えが根付きにくいのはなぜでしょうか。

企業が新規事業を起こすときを想像してみてください。
新規事業には時間と費用を大量につぎ込みます。
企業存続のためにも新規事業を起こすことは大切なのです。
将来を見越せば、それは正しいチャレンジです。
だから赤ちゃんを育てるように性根をすえて面倒を見ていきます。

初対面の『体の使い方についてのアイデア』など、
聞き始めは体力の備わっていない未熟なものです。
まだ成長していないときに、
過大な負担を強いてはいけません。
新規事業を起こしたときに、
すぐ期待を上回る利益を回収したいと、
賢明な経営者は期待しないでしょう。

その些細な『体の使い方についてのアイデア』を、
吹き消してしまうかどっしりと育てていくか。
初めて説明を受けたときの、
受け止め方によって違いが生まれるものだと感じます。

起業家が新規事業に取り組む姿勢で、
少しずつ育てていけばいいものなのだと考えてみてはいかがでしょう。

一人前事業に育てられれば、
大きな回収ができますから!

(個人的に、私はそう考えて取り組んでます。まだ回収不足ですが。^^1)