いすに座るときの工夫、いろいろ

いすに座るときの3つの工夫。

■いすに腰を下ろす理想は、
アレクサンダーテクニークの本を読んだりすると解説してあります。
頚椎・胸椎・仙椎が一列に並んだ状況のまま腰掛ける方法。
一般的な座り方では、腰を下ろすときあごが少し前に出て、
頚椎に縮みがでます。
それで座った瞬間に体の萎縮を保持することとなり、
リラックスして脊柱を伸ばし座ることを忘れさせます。

■次に座ったときにキーボードを打ちます。
そのときの大腿部とキーボードとの距離。
理想は27〜30cm
これは体のサイズで多少の前後はありますが、
だいたいこのくらいです。
この高さが最も楽にひじを曲げ腕の位置が整う。
デスクが低すぎ、手がさがりすぎるとあごが前方へ突き出されます。
これは肩こり、背部痛を引き起こします。

■いすの背もたれがあるとき。
背骨は上下に伸びています。
その上下の背骨ラインと背もたれの隙間に、
丸めたバスタオルのような細長いクッションを、
落ちないように固定しておきます。
(縦一本の背骨あてクッションですね)
このときの注意。
肩甲骨がをこのクッションにあたらないようにします。
脊椎はまっすぐに伸ばされ、
肩甲骨は少し後ろ方向へ出っ張る感じ。

肩甲骨と体幹がくっきり分かれた瞬間、
呼吸がすごく楽になります。
脳へ届く血液量も多くなり、
集中力も自足でき作業効率も向上します。
そして大胸筋の詰まりが出ないので、
胸部を捻転させ固着化させるしこりができません。(←重要!!)

背骨がだれているときよりも、
まっすぐになっているほうが坐骨で座る感覚がもてます。
そのほうがずっと疲れないです。

この背あてクッションの最適なものを求めて試行してみた結果、
遠赤外線スマーティの枕がよいみたい。
ビニールレザー製で適度な硬さがあり、
長さも1mくらいあって仙椎から胸椎まで
カバーできているので利用しています。

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