剣状突起の上にカッピングをしてみて

剣状突起は、みぞおちのちょっと上辺りにあります。
胸骨があってその下の剣先のようにとがった感じの部分。

「そこにカッピングをしてはいけません。」
というような但し書きは私の持っている本には書かれていません。
でも、常識的に考えれば禁じられた場所です。

ですが禁じられた場所には、
紙一重で改善点ともなりかねない秘密の場所だった、
ということも多々経験しています。
ですから自分の体を多少痛めても、
禁じられたこと、やってみます。

もちろんリスクは覚悟の上。
思ったとおりやらなければよかったということもあるんです。
今回もかなりきびしい状態へ。
ひぇ〜というような強い痛みが4日間引きません。
まだ引いていません。

剣状突起部分はやわらかい軟骨状の組織。
だからカッピングの吸引圧で上に持ち上げられずれたのでしょう。

ですがこれでこの場所のカッピングを行えばどのような危険があるのか、
それを身をもって体験できました。

子供にジャングルジムやちょっと危険な遊具で遊ぶと怪我するからやめなさい、
ということは確かに安全です。
ですがそれで身が弱くなってきている、
どれくらいのことをすれば危険でどこまでが安全かわからない。
同時に体力も落ちます。
その体力が落ちたり危険を感じられないことで起こる事故や怪我、
それは将来にも再度起こりえるもののように思えてなりません。

そのようなただ危険だからそのリスクを追うことをやめなさい、
というだけでは体について深く知識を得ようと考えている人は、
いかがなものでしょうか。

自分の体でその危険の意味を体感して、
タブーをブレイクスルー?したとき、
見え感じるものがあるかもしれません。

誰かにやめなさいといわれたからそうしているんです、
という回答だけではない体験を通しての知恵を持てるように思います。
少しだけ野太くなっていく、そんな気がします。

個人的な考えなのでみんなにお勧め!というわけにはいきませんが、
タブーを少し破ってみたときに、
タブーに隠された意味や、
価値の封印が発見されるかもしれません。

(タブーとして人に伝え、
価値を独占しようとする場合や、
過剰にそれから目を背けさせることは多くありますよね)