ストレッチポールを使った股関節の緩め方

てこの原理を使ったストレッチポールを利用した、
股関節の緩め方について。

メールで「ストレッチポールを使った股関節の緩め方って?」
とお問い合わせをいただきました。

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エクササイズを文章でお伝えするのが難しいのですが。。。

1)はじめに仰向けになります。
しっかりと背中全体がが地面に吸い付くように。
その感覚をつかめたら次へ。

2)仰向けのまま膝を曲げます。
大腿骨の外側に出っ張った部分を大腿骨上方の出っ張っているとこ
ろ。大転子部分にストレッチポールを当てます。

3)そしてストレッチポールを当てた側の膝内側に手を添えて外側に倒
  します。
膝を外に倒すとき背中や臀部が持ち上がらないように。
十分に脱力しておくこと。
そして回数は、人それぞれだと思います。
私はここ1週間20回くらい行ってみて、
股関節部分の緩みを感じ、腰部の柔軟性も好感触です。
ただストレッチポールが私が使っているものがヨガマットを丸めた
とても柔らかい素材です。
ストレッチをさせるときに、ストレッチの負荷で靭帯にダメージを
与えることも少ないはずで安全です。
ですが痛みなどが感じられるときはやりすぎであったり、
すでに弱った靭帯部分などがあるかもしれませんので、
安全第一でおやめください。

ポイントとしては、
骨盤の大腿骨が納まる部分の状況がイメージできたほうが効果的。
ただしそのためには自分の股関節のずれがソケイ部側に傾いているか、
大腿骨が上にずれているかねじれているか。
などの状況が分かれば理想的です。
また数回行って簡単に股関節周りの筋肉が緩みだして、
ということはありません。

理由は股関節を守る筋肉のひとつ臀部筋群などは、
体の中でもっとも太くそしてしこりを内在させる箇所です。
それだけしつこい硬さのあるところ、ということです。
日頃のストレッチをするときのひとつのメニューとして、
とりいれてみようかな、という感じで行っていただければ
よいのではないでしょうか。

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ストレッチポールを利用した股関節を緩めるやり方を、
身内に試してみました。
自分でやると効果は減ります。
やはり施術者がやってあげるととてもいい感触です。

股関節が入ったとき、
腹部・臀部・ソケイ部・脚部全体がかなり解放。
こんな簡単にここまで解けちゃうの、と驚き。^^)