市販されている便秘薬。常用の注意

便秘の症状には、
・一過性の便秘
・習慣性の便秘<<今回のキー>>
・病気による便秘

旅行などの生活ペースの乱れによる「一過性の便秘」は、
自然に治ることが多いでしょう。

しかし腸の働きが弱いために起こる「習慣性の便秘」は、
くせになりやすく、便秘と下痢を繰り返すケースも。
そのとき市販の便秘内服薬を飲むことがあります。
少量から飲み始め、効かない場合は量を増やして
自分にあった量を見つけるのがコツだそうです。

ですが市販されている便秘薬<内服薬>の多くには、
大黄、センナ、アロエなどの大腸を刺激するアントラキノン系下剤。
長期間の常用は、結腸反射が起きなくなり、
トイレに行きたい感覚がなくなるそうです。
ですから自分にあった量を見つけようとして、
市販の便秘薬の量を増やしていくことには限度を見極める必要がありそう。

体にとって廃棄しなければならないものが、
体内に、それも癌かしやすいS字結腸や直腸に残留し続ける。
大腸がんでの死亡率が年々増加している。
肌トラブルや体型の変化、口臭の不快な症状以上のリスクとなります。

そうなった際は専門医に相談すれば、
結腸反射を促す薬があるそうです。

でもいざ腸の働きが悪くなって起こる習慣性の便秘を解消しよう!
って思ってもなかなか効果的な方法が見当たらないことがあります。
一般的には
・しっかり朝ごはん
・水分をとる
・トイレを我慢しない
・おなかのマッサージ
・食物繊維をとる
・腹筋(は僕はときとしてリスキーだと思いますが)
など。
あなたもご存知なことでしょう。
まずはこれらを手始めに。

日本人の便秘者は1000万人。
男性より女性が多い。20歳-50歳までは圧倒的に女性。
とりわけ働き盛りの若い女性に多いそうです。

お世話になっておりますお客様より、
昨夜メールで「断食ツアーに参加したよ!」と報告していただきました。
ちゃんとした断食メニューで生活ができ、
体調と姿勢もよくなった感じ。
がんばっているな〜と、感動。

ボディワークで腸の動きを抑制する筋肉のしこりを解放する。
すると腸の蠕動運動が活発化して改善できることもあります。
しこりのように硬くなった内臓部を柔軟化させる方法もあり、
かなり強力です。
[内臓の柔軟化は手足首、腰部、背部をといてから行います]

できるだけ市販便秘薬は切り札に取っておきましょう。