深層筋マッサージとの理想的なかかわり方--2

要領のいいバレエをしている知人は深層筋のリリースは専門家に任せ、
ワーク中にどの筋肉が硬いのか指摘を受け動きのフォームを変えます。
そして確実にコアからの体の運用方法を身につけています。
「深層筋は筋の使用感覚がもてない性質がある」から、
使い方が感覚的になり数量的にあらわしにくくなる。
たいてい驚くほどの誤差を持っている。
深層のコアにかかわる筋の硬さや太さなどの情報を、
ワークを受けているときに教えてもらえば誤差の修正が利く。
左右のバランスや筋の引きつれなどを指摘されて
具体的な自分の体のイメージがつかめるように変わる。
ボディマッピングイメージの誤差を書き換えることの大切さ。
それはおそらくその効果を知ったものしか体験できませんが、
大きな意味を持ちます。

それをDeep Tissue Massage(+α)のテクニックを
駆使すれば溶かしていくことができます。
そして長年かけて溜め込んだ筋膜のしこりを清算すれば、
おなじ程度の筋膜のしこりを溜め込むには、
また長年もかけて悪い姿勢をしてしこりを溜める必要があるのです。
ですからDeep Tissue Massage(+α)のテクニックで体を
解かれた方が調子が1〜2年以内で悪くなったと訴えてこられても、
深層筋の柔らかさが以前ほどまで硬くなれるものではなく、
意外なほど楽に解いてしまえます。解かれた人もけろっとしてます。
この外見には見えないが『長く続く変化の維持』が、
決定的な他のマッサージとの『差』だと思います。

1〜3年に一度、10回前後の全身くまなく行われる
Deep Tissue Massage(+α)のワークを受け続ける。
若い日の自分の体の状態に、定期的なリセットをする。
筋肉や体の組織の老化(=硬化)を抑止させ若い状態に。
代謝力こそ若さの証明です。それを保ち続けるためのプラン。
Deep Tissue Massage(+α)のワークは保険対応しない実費で、
経済的負担は大きいがそれに見合う健康資産を生み出すでしょう。

Deep Tissue Massage(+α)のワークの特徴からは、
『人生の質』を向上させる素性のよさを感じます。