ストレッチポールの有益性について

昨日そして今日、
ストレッチポール講習会を受けておられる先生が私の自宅まで来ていただいた。
そして実演をしていただいた。
N先生、多謝!

ボディチェックをさせていただき2時間ほどワークを行う。
日頃ストレッチポールで体をいたわっておられるとの事。
体のゆがみの内在はあるのだが、起立筋の緩み方はいい。
椎骨の変位状況からすると、
私の計算上現在の3倍程度の硬さがあったはず。

ストレッチポールをする前の状況がうかがえる。
ストレッチポールのお陰で、
大変良好な緩み具合となっていのではないだろうか。

体の状態をチェックしながら、
筋肉の柔らかさと椎骨の微細な変位加減の不釣合いに、
しばらくの間頭が混乱したほどだ。

私と同様にストレッチポールでムリをして負傷なされたそうです。
ですがただしく無理のないやり方をすればそのようなこともなく、
特別養護老人ホームで活用されているそうです。
その実績を先生じきじきにお話いただけました。
特別養護老人ホームの厳しい状況の中、
ストレッチポールを導入して活用していくように訴えかけて、
周囲の方々にそして利用者に同意を得ていくこと。
並大抵の努力と精神力ではない作業です。

ストレッチポールのボディワークとの相性はとてもいいと思います。
ワークを受けながらストレッチポールを行う。
そうすればワークの効果を持続・助長することが可能です。

ここでのボディワークとは、
施術と動きにより気づきをえるボディワーク両方に言えるでしょう。
ただ特にストレッチポールで体の体幹を柔軟にし、
次に動きによる気づきのワークにもっていく。
これはお勧めです。

フェルデンクライスメソッドを開発した、
モーシェ・フェルデンクライス博士。
彼がフェルデンクライスメソッドを考案するときに、
ストレッチポールを利用していた。
そのことは知られていない。
これはN先生から教えていただき、
よく納得できた。

実際にフェルデンクライス・メソッドの仰向けに横たわりおこなうエクササイズを、
ストレッチポールの上で行う。
案の定気づきが深まり感じ方レベルが変わった。
フェルデンクライスを行っている人にはぜひお勧めしたい。