うちにこられたことのある人はご存知ですが、
古い家ですからここかしこガタが来ています。
先だっての台風。
雨漏りだった。
今夏の酷暑がトタン屋根に祟った。
トタンの熱膨張力により、
その上に補修用に目地詰めしたコンクリートが剥がれ落ちたのだ。
金属とコンクリートの熱膨張力の違いによって起こったコンクリートの破損。
材料特性を計算して幾分なじめるようなコンクリートを選んだが、
それでも破壊されるほどの夏の酷暑だった。
先日の台風前に、
それを見越して補修しましたが効き目は薄かった。
根が悪くなっているのはわかっていたが、
どうしても補修に時間や労力が避けなかった。
問題箇所をキレイに表出させて穴を見つける作業が必要だが、
そこまで手をかけられなかった。
パッチを当てるように問題箇所の上にコンクリートを流す処置しかできなかった。
結果は惨敗だった。
体のケアをするときに一時しのぎの作業をしただけなら、
屋根の雨漏りのようになるでしょう。
『根っこ』を掘り下げて穴を見つけて埋めること。
穴が開いている箇所を見つけられずに上塗りしても、
すぐ不都合になる。
屋根ならば極端な話取り替えちゃえばいいのですが、
体の中の筋膜バンドではこの一時しのぎ作業が繰り返されると、
よれよれに引き連れたりもつれます。
体こそ根っこを掘り下げてなければなりません。
が、うちの屋根も近日中にそうしないとまずいです。
自宅でのワーク再開が、
こんなことで足を引っ張られています。
先週に補修が成功していれば、
今週の土日に説明会をする予定でした。
そして少しずつペースをつかんで行こうと考えた矢先のことです。
まったく「とほほ」です。