『金持ち父さんの予言』という本を読んでいて。
[世界の人口が高齢化し続ける]から
日本、フランス、ドイツ、アメリカの労働者を資産と負債に分けて表現。
現在は[資産]多くの労働者/[負債]退職者
将来は[資産]少数の労働者/[負債]多くの退職者
となるそうだ。
ロバート・キヨサキ氏の日本人の友人の中に経済の専門家たちもおり、
日本が遅くとも2006年までに破産する可能性は五分五分だそうです。
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近未来に高齢者が増えることが労働者の減少する。
それにより経済基盤が今まで体験したことのない、
緊迫したものとなることは、周知のことです。
ですが『2006年までに』と年が明記されていることに驚きました。
二年後に迫っています。
ドキッとする予測です。
自分たちの世代は大丈夫、
そう思いたいが現実はそうもいかない。
超高齢化社会。
退職による労働力の減少。
そして経済の破綻。
安全ではない引退後の避難所しかない。
そうシビアなことばが語られている。
ノアの方舟(はこぶね)のように、
大津波に襲われる前に方舟をあなたは作るべきだという。
将来の危険を察知するものだけが生き残れたことを暗示したノアの方舟。
それを引き合いに出しているところは心憎い例えだ。
お上任せで未来を託すというのはたやすいが、
それを期待していても日本が破産すれば困難。
自分の身は自分で守る強さを持つこと。
この力がなければ大波が来たときに飲まれる。
そういう時代なのかもしれない。
しかし未来を見通す目を持てば、
未来は明るいそうです。
自分でビジネスを立ち上げること。
それは誰もができることとは思えません。
まずはビジネス・リテラシーを身につけ、
その投資が資産か負債かを見極めること。
そうしたいと思います。
買い物で、合理的な意思決定を行う人間など、
そもそも存在しないといいます。
購買決定の瞬間以降、「無意識」は「意識」に情報を伝達。
そして意識は、無意識が行った決定を
もっともらしい理由付けします。
資産か負債、どちらにあたるか考えない。
そういうものです。
余談ですが、
健康情報を貸借対照表のように
「資産の部」と「負債の部」であらわす試みをしました。
将来利益を生み出すものが資産。
減価償却して価値が目減りする負債。
バランスシート化で資金の出入りのように、
健康を押さえてみると興味深い結果でした。