関節のモビリゼーションでわかったこと

『関節のモビリゼーション』といっても、
過去に私が整体の専門学校通学当時、
教わったものではありません。
AKA-カウンターストレイン-その他の要素を、
自分なりに複合して工夫したものです。

かえってこの関節のモビリゼーションということばを使うと、
専門家に誤解を受けそうなので念のため。

まだ未熟ではありますが関節技に精通してきて気づいたこと。

過去には以下のように考えていました。
『筋膜がしこり化という形で変質して硬化したと思っていた箇所』が多い。

だが関節のモビリゼーションで、
筋マッサージをせずに緩んでしまう箇所の多さを見て
『筋紡錘装置の誤作動』が私のイメージよりもずいぶん多いことに驚いた。
その気づきにより私の頭の中のイメージマップは大きく書き換えられた。

筋膜の緊張パターンによりニューロン誤作動が発生する。
内臓疾患により発生する関連痛もニューロン誤作動による。
または肘の内側をおすとビリビリッという痺れがあるが、
これもニューロン誤作動だそうだ。(感覚の地図帳による)
つまりニューロング作動を正常化すれば、
不快な痛みが減少するか解消される。

■ここからは極端なことばで語弊がありますが、
直感的に思ってしまったこと。
そのニューロンの誤作動、
それ自体が筋膜の緊張パターンにより引き起こされている「ところも」ある。
という表現をとることもできるのかもしれない。

ニューロンの誤作動が二次的にしこりを造る原因となり、
筋膜の緊張パターンを手放せなくなっている箇所が予想以上に多い。

そう感じられるようになった。

もちろん筋膜の癒着は体内に存在している。
それを処理するための方法論を再構築する必要があると考えている。

けっこうこのモビリゼーションは速攻で緩むものなので、
デモンストレーションワークには見ていてわかりやすい。