講習といっても、ごくごく内輪。
ボディワイズで働く関根に、
新しい?関節のリリースの方法を伝えたのです。
『ワークテクニックは眼で盗め』という主義ですから、
あまり詳しいことを教えたことはありません。
ですが今度のテクニックはとてもいいもので、
関根自身も身につけたいからということで教えました。
教えるときには、
必然的に私が教えながら受け手側に。
普段は受け手になるのを極端に嫌う私ですが、
そうも言ってられません。
最近は他の業務が忙しくワークから遠ざかっている関根ですが、
ポイントを教えたら容易に把握できた模様。
やり方がとてもシンプルなテクニックです。
たいていのテクニックは身につけるまでは
何度も何度も練習に練習を重ね効果を発揮できるようになります。
そうでなければ劇的な変化が起こることは、
あまり期待できません。
ですが今回のテクニックは「少し感じが違うのでは?」と見ていました。
案の定、容易に筋肉の深い弛緩効果が現れました。
最低限の体のことを知っていた関根だからできた、
ということもいえます。
関根も「へぇ〜。解けるんだ」という実感を、
解いたそばで感じることができたようです。
お陰で私の足や腰部は緩みが深くなりました。
ちょっと今の足腰のゆるい可動域の大きくなり、
ぐらぐらする感覚は慣れるのに時間がかかります。
でも本来は大腿直筋などを緩め理想的な立ち方を求めるならば、
この緩い自分のほうが練習になる。
バランス感覚を自分の体を動かすだけで鍛えられる。
不思議な感覚ですね。
自分の身を持って、
股関節などの大関節が緩むことは快適なことなんだなと思いました。