本日関根がムーブメントを教えてくれるスタジオに行った。
個人レッスン。
30分前後の短いレッスン時間だが、
まじめに取り組むと足腰が立たないほど疲労する。
その分、体に対しての気づきは格段に高い代物だが、
そうはわかっていてもかなりきつい。
だがヨガマットを使ったり、
個性的なモビリゼーションを使ったりでの成果も多少あり、
いつも以上にレッスンが思うようにできた。
喜んでくれていた。
思うように体が動くと気分が最高にいい。
逆に思うように動けないときには悲しい。
自分の体でできる範囲内でトレーニングするよう勧められる。
だがそのできる範囲が自分の理想とかけ離れていれば、
そこで歩みが止まることがほとんど。
自分の可能性を早急に求めすぎる帰来は誰にでもある。
早くゲームの次のステージに進みたいのだ。
楽しいことがそこに待っていると夢見ている。
そこへたどり着くまでの時間、
楽しめる気持ちを持つものは強い。
だがその気持ちを持ち続けるものは少ない。
体の関節の稼動域が適正状態へ向かえば、
運動効率が飛躍的に向上する。
体の深部の筋肉の緊張パターンは強い制御系が作動するかのよう。
極端にその制御パターンの変更を嫌うようだ。
その膠着したパターンがうまく緩みだしたときに、
きつかったレッスンも楽しく感じられるようになる。
このような体験はそうそうあるものではありません。
きっとこのような体験を通して、
本来の自分の体の能力が開花していくものでしょうね。
ムーブメントを主にするワークと、
体に手技などで圧を加えるワークの連携効率のよさを感じます。
体を激しいエクササイズで動かしたときに、
はっきりと体の中で起こっている変化を捉えられるでしょう。
そのことに気づいてもらえるとき、
本当にうれしい。
手技だけうけているのでは、
次への飛躍は期待できない。
その意味を体で感じてくれる人が、
新たな感動をバネとして進まれるのでしょう。