道教のなかに。
『柔らかさは「生命」の象徴、
硬さは「死」の徴候』
という一説がある。
柔らかい体で生まれ、
死すると硬くなってくる。
そのことを述べた一説。
ですが単純に肉体の生死のありようのみを語った言葉のようには感じられない。
「柔らかさ」のなかに変化に富み対応力豊かであり、
進化の兆しを予兆しているかのようです。
『柔らかく生きるといい』と勧められているように感じる。
おそらく肉体的に固めないことしこりをつけないこともひとつ。
同時に精神や心も固めず柔らかく保つことを死を遠ざけて、
不老長寿をかなえるものといっているのだろう。