多くの解剖学の本があります。
でも自分のジャンルでほしい解剖学のイラストを
要領よくまとめてある本を見つけることは少ない。
また解剖図以外にも有益なイラストもあります。
自分のいま説明したいことを助けるイラストは各本ごとにちらばり、
それをみていただこうとおもって本を探し出すこともある。
ですがたいてい見つけることができずにお茶を濁してしまう。
その点をいつも残念に感じています。
主に私が必要とする図はというと以下のようなもの。
・骨格、筋肉、神経、血管、関節、断面図など
・関節の可動やそれに関係する関連筋などの様子がわかるもの
・体にできやすいしこりマップ
・筋肉のしこりにより発生する不具合をイラストで表現したもの
・しこりの占有率や神経系の誤作動率や循環器の低下率や内臓影響率など
(独自の視点でチェックする項目があるのですが、
数値化できないが確かに存在する不具合を直感的に理解してもらえるイラスト)
・筋膜の癒着過程を表現した時系列イラスト
いつかオリジナルでほしいイラストを編集してまとめてみたい。
書籍をそのまま切り抜いて利用すると著作権上問題が生じますから、
自分で苦労して書き起こす必要があるでしょう。
デザイン意匠が著作権侵害にあたるものもあるので注意は必要ですが。
そうする過程で勉強になると思います。
学ぶことも多いでしょう。
気づくことも多くなるでしょう。
クォリティの高いオーダーメイドな人体イラストレーションは、
説明のストレスを緩和さて、
同時に理解率も向上させる。
でもそれには時間が必要です。
人に見せられる誤解を生まない程度のクォリティも必要。
ワークを受けていて先生が説明をしてくれるが、
結局何を言われているか解らずも、
なんとなくうなずいたという経験から抜け出せる。
医療系専業のオリジナルイラストレーション屋さん、
CGアーティストが増えそこに活路を見出すものも生まれるのでは。
ちょっと狙ってます。^^1