体の使い方を改善するときの記憶のスクラッチ法

学生時代や子供の頃、
スポーツや習い事などに取り組みます。

ある人は小さいときにバレエをしたり、
部活でテニスをしたりバイオリンを弾いてみたり。

そして一旦身につけてしまったら
その動き方が後々まで自分の動き方を支配する。
そのようなケースを非常に多く観てきた。

そのような体の使い方で理想的な使い方をはじめから覚えられればいい。
だがそうはならなかったときにはどうすればその動きの支配を脱するか。
より理想に近い動き方を再学習すること。
それも有効な改善方法である。

気づかないうちに緊張したときに習い事やスポーツで身につけたときの
緊張姿勢をとることがおおい。
その支配力は個人個人異なるが、
時として大きな影響を残し続ける人も多い。

ときとして自分の能力発揮の制限を加える。
これが動きを覚えたときの根っこであれば、
この時点の記憶が手放せないと動きの改善が引き戻されやすい。
良質な動きを学んで改善できても維持できない。

このときには、
幾度も良質な動き方を思い出しいつもの癖のある動きを制限させる
そういう地道な気遣いが必要になる。

またそれと同時にもし何に自分の動きや姿勢が支配されているか、
見当がついているとき。
その場合には動きの質を改善させ定着させる、
よりスピーディなやり方がある。
そのときの記憶を思い出し動きや姿勢を再現させる。
それから意図的に理想に近い動き方に変更させ、
記憶していた動きや姿勢をスクラッチさせる。
するとその記憶の呪縛を書き換えることもできるようだ。

※スクラッチは、スクラッチカードってありますよね。
※またはLPレコードを再生できないように傷をつける感じ。
※レコードの溝を通り動きや姿勢は繰り返されるので、
※その記録部分をスクラッチして一旦読めなくする。
※それから改善パターンをリライトするのです。

もちろんこの場合には、
・自分の動き方の癖はどういうものであるか?
・その根源はどこからきているのか?
・どのように動きを改善させればよいのか?
などが見つからなければ改善の焦点をあわせられない。

焦点が合わない限り、
この記憶のスクラッチができません。
焦点がくっきりと合わさったとき、
劇的に変わることがあるそうです。

だが未だに僕自身の動きの癖などが見えてない。
他の人のことは見つけられるのに、
自分自身のことはとんと未開発。
辛いですね。。