ただ内臓部のしこりはおそらく素人の方には触診するのは難しい。
そう思います。
今、痛感しております。
それはお通いいただいているお客様のワークをして気付いたこと。
ワークをして内臓の強く硬化した部分を解きます。
へその裏側のしこりは比較的わかります。
しかしみぞおちの内側奥にあるしこり。
ここは頚部が硬くなることで張りが強くなる。
首がしっかり解いた後でなければ見えてきづらい。
見えているつもりでも、
ただつもりだけです。
そしてその内臓の硬い部分を解いても解いても、
奥から硬化したしこり状になった腸がでてきます。
小腸は精神の状況をよく反映する場所です。
過度なストレスに小腸は機能抑制などを起こす。
骨盤の前傾により腰部と腹直筋でサンドイッチにする。
大腰筋の運動不足による背側の内臓のマッサージ不足。
横隔膜の上下運動不足による上部内臓のマッサージ不足。
それらが複合的に作用して小腸(や大腸)を硬化させる。
そしてそのような内臓に対しての強いストレスがかかり、
この状態のまま長い月日がすごされたのでしょう。
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【小腸】
小腸は小腸は栄養素の吸収に重要な臓器であり、
栄養素の吸収面積を大きくするための構造を持っています。
小腸の内壁には輪状ひだがあり、
輪状ひだには多数の絨毛におおわれています。
さらにそれぞれの絨毛を構成する細胞の表面には微絨毛があり、
栄養素の吸収面積を単なる管状構造に比べ約600倍拡大しています。
小腸に入った食物は腸管の運動によって消化・吸収が促進され、
大腸の方へ輸送されます。
そして下記が具体的な小腸の運動です。
蠕動運動:小腸は内側の輪状筋と外側の縦走筋よりなり、
2層の間にはアウエルバッハ神経叢があります。
小腸の輪状筋の収縮は口側から肛門側へ秒速1−2cmの速度で向かい、
食物を運びます。
振子運動:比較的近い場所の縦走筋が収縮と弛緩を交互に繰り返し、
食物を混和します。速度は4−5cm/秒です。
分節運動:比較的近い場所の輪状筋が収縮と弛緩を交互に繰り返し、
食物をよく混和します。
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