浅い呼吸は全身の痛みに通じる


呼吸が浅くなれば体の中の浮き袋状の『肺』の動きが縮小します。

人の体の生理的な条件として、
心臓のある左胸側の肺は小さい。
それにより左肺は右肺ほど大きくありません。

肺を膨らすとき、
左右の肺の大きさが異なるのです。

呼吸をするときに左胸部のふくらみが小さく右胸部が大きくなる。
それにより肺部分をカバーする胸部はねじれて動くようにできている。
左肺の呼吸量が少ない。
そのために右胸が前に張り出して状態が左側にねじれるのです。
『生理的』なねじれですね。

動きに敏感な人は、
上半身のねじれが呼吸とともに助長・減少することに気付くはず。
呼気と吸気の切れ代わりの瞬間に、
体幹のねじれが移ろうのです。

胸部と同様に下腹部も腹式呼吸をすることで呼吸と伴い膨らみます。
この部分にも仮想的に肺の膨らみのようなものが感じ取れるのです。
下腹部の浮き袋は左肺が右下腹部へ、右肺が左下腹部へと影響する。
(※僕の体感)

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