首と仙骨の上に手を置くと気分が落ち着く


右手を【大椎(だいつい)】というツボのところに置く。
位置は頭を前に屈めると飛び出している椎骨(第7頚椎)の真下。

ちょっと首を折って下を向いてください。
するとぐりぐりっていうかんじに首の骨の下の方が出っ張ってきます。
その出っ張っている骨が頚椎の7番目です。
その頚椎の7番目と下にある胸椎1番との間辺りに指先を持ってきます。

同時に、
左手を【はちりょう穴】というツボのところに置く。
仙骨の絵を見てください。
骨の部分がくぼんでいるところがあります。



骨盤を後ろから見た仙骨部分の絵です。
8つの仙骨のくぼみがあります。
仙骨腔ですね。
触ってみればわかるはずです。
その部分に左手を置きます。

ツボ押しではないので強くぐいぐい揉み解さなくてもOKです。

リラックスして自然な呼吸をしながら好きなだけそのままに。
しばらくして気分がよくなってきたらそれで終了です。

これだけならば難しいことではないので、
誰だってできるテクニックです。

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またそのテクニックをより深いものにしていくための工夫もあるようです。
それを読み解いていくと最低でも5つほど。

筋膜をリリースするワークをして、
お客様が自分の体のどこに筋肉の硬結があるかを認識をしたあとに、
この二つのツボの上に手を乗せるとよいらしいと本に書いてあった。
直接筋膜リリースを・・・という描き方ではありませんが、
多少カウンターストレインなどや筋膜マッサージと
読み変え可能な内容の文章と感じました。