つながる心地よさ


人と話をして自分と相手との意思疎通ができたとき。
不思議なほど楽しい気分になります。
建設的なヴィジョンや勇気が、
和やかななかにあふれてくる。
気付いたら体も緩みだしている。


うまく意思疎通ができないときは苦しさやいらだち。
そして切なさを感じます。
この状態では物事はうまく運んでくれない。
気付いたら体は硬まっている。

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対人コミュニケーションで、
相手を理解して受け入れ、
自分も相手に受け入れられたとき。
すばらしい心地よさうれしさを与えてくれます。


人と心より一体感を感じられたとき、
初めてその人の言葉を受け入れます。

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先日知り合いの先生が、
「プレゼンテーション講習を受けてみては?」とアドバイスしてくれました。
お客様に今以上に説明をわかっていただけるかが大切とのこと。
ワークをするときにも成果があがるそうです。


単に営業スピーチのためのプレゼンテーションではなく、
いかに解りやすく相手に伝えることができるか。
その技術が深まればワーク説明をするときも納得していただける。
信頼関係構築にもつながります。


心をお客様とつなげる術を持てば、
説明されるお客様も肯定的に状態改善の期待を抱けます。


また興味深いことですが、
心がつながることで『本当に体が緩む』のです。
これは筋反射検査で調べられます。


たとえば。。
自分と相性の良いワーカーや面倒みのよい信頼できるワーカーならば、
ワーク効果や成果はその一体感があるのみでも上乗せできちゃうのです。


逆に、相性が悪く面倒みや信頼性に問題があるワーカーや医療機関ならば、
ワーク効果や成果は筋肉の硬度面のみでいえば目減りします。


すべての判断はお客様の胸の内でなさることですが、
『自分は十分なことをしている』と胸を張るよりも、
謙虚に話し方の向上に努力した方が賢いといえます。

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自分の体と心のつながりについて。


自分の体が自分の心と一体感があるかどうかも大切。
他の人と以心伝心する以上に伝わるものがあるはず。
このときのつながる心地よさは体をゆるめ、
拒絶し無関心でいれば筋肉は硬化します。


体の状態を変えたい人は、
『心と体を一体化』するイメージを持つといいでしょう。
またそうなるためのアイデアを実践してみましょう。
他の人とのコミュニケーションと変わりない成果が、
自分の体とのつきあい方を考え出すと現れてきます。


対人関係は難しいといいますが、
自分の体と心との関係もそうですね。


ただ実は考え方を変えていただき、
両者とも自分がその中間に仲立ちして、
うまく取り持てばいい。
そのように受け入れさえすれば、
他の人との対人関係と比べ物にならないほど相性は抜群に良い。
その相性のよさに気付けば、
自分の中で垣根ができて二分されていた感覚が消えていきます。


そうして心身の一体感が得られれば、
自分の中に『親友がいた』と驚きの発見をなさるでしょう。


自分の体を親友と認められるように、
気を配り関心を持ちましょう。
親友とつきあうようにいたわり大切にしましょう。
もし体を無視をしたり無理を押しつけたりしたら、
親友(体)は腹を立てます。


単純にその親友を怒らせないようにいたわればいい。
それで多くの痛みや疾患はおさまります。
一体化できなくて不安で居心地の悪い気持ちが消えます。


そうなればよいと思いませんか?


一見すると自分の中で心と体がバラバラに見えますよね。
『心と体は一体のものだから分けて考えるのはおかしいのでは?』
ですが心と体は一体であると同時に分業して協力関係にあるのです。
素敵なパートナーなのです。


五臓がそれぞれの機能を果たして、
活きることができるのと同じです。


心と体は一体ですが、
同時に分かれてもいます。
その親友同士が会っている居心地のよさを感じ続けたいものですよね。