医王会創始者:増永静人氏について

指圧・・・というと、
日本では浪越徳治郎
嫌でも頭にあの声が聞こえてきます。
個人的にはいろいろ氏の観たくないエピソードも、
多々聞き及んでいまして心境は複雑です。--!
現在は浪越学園・日本指圧専門学校として続いているようです。


気づかずにこの専門学校の校門を潜り、
でかい親指を立てた像をなぜか散歩中に見つけて、
げげっ!とひるんだことがあります。^^1


ですが意外に一般には知られていない指圧会の巨星がいた。
医王会創始者: 増永静人氏です。
増永氏は昭和56年に逝去。
広く海外にて独自の経絡指圧を指導された功績は大きく、
産調出版のアメリカ書籍を訳した『指圧』という本も、
増永氏の流れを汲んでいます。
他にも増永氏の流れを組んだ海外出版は多数。


『タオ、気のからだを癒す』
『気の経絡指圧法・安らぎのツボ 実技篇』
『「気と経絡」癒しの指圧法―決まった位置にあるツボなどない』
などの著者、遠藤 喨及氏の文中には浪越の名前はでてこない。
増永静人氏から強烈な影響を受けたことをうかがわされる。


僕はこの遠藤氏の本から増永氏の存在を知りました。
それから増永氏の本を図書館でお借りして読みました。
目からうろこがはがれるような名著です。
ただ私には表面しか読み取れていない実感があり、
悔しく感じました。
ただわからないところがあるなりにも、
読んでみて『人体のゾルとゲル〜』など、
なるほどと思うことも多く得られました。


医王会。
ちょっと医術の王道をいく会というよう雰囲気。


だが実は・・・
『各自の意見を言合う(医王会=言おう!かい)』という、
しゃれた姿勢が見え隠れしている。


現在、医王会は経絡指圧・経絡体操を施す場所として
台東区東上野(御徒町より徒歩8分)に医王会指圧センターがあります。


医王会指圧研究所では経絡指圧講習会も催されているようです。


興味のある方は
医王会ホームページ
http://www.iokai.co.jp/