ただコーチングの本を、
自分の血と肉として利用しきっている人は少ない。
良くできたコーチングの本をみても、
ノウハウが伝わって来るだけ。
意外に無味乾燥。。。
そう思えてきた。
近所のツタヤでたまたま『コーチ!おしえて・・・』という、
白さが際立つ表紙に目がとまった。
その本に吸いよせられるように手にとる。
『小説?』
ページをめくっていくと、
ただの本じゃない。
印象の強い言葉が眼に飛び込んで来た。
ストーリー概略は、、、
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ひょんなことで東大を目指すことになった現役男子高校生、秀樹。
彼が東大を見学したとき偶然に出会った女性。
彼女がメールで秀樹をコーチを申し出てくれた。
その彼女のメールコーチングを通して、
悩み・つまずきを乗り越えていく秀樹。
そして・・・。
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実際に東大へ現役で入った学生、
影井秀という方が書いた書き下ろし。
ネットでこの本を読んだ方の書き込みを見たら、
みんな一気に読み上げたみたい。
「秀樹の東大合格はいかに?!」
その結果が知りたいから。
そして秀樹の成長する姿に共感を覚えて、
ついついページをめくっていってしまう。
読んでいて『えっ!?』というような、
珠玉の言葉が太文字で語られている。
たとえば
「大事なのは、どうすれば希望を維持できるかだよ。
希望を維持する一番の方法は、それを自分の内側に見つけることだよ」
コーチングスタイルは、
コーチに依存しおんぶに抱っこされるのではない。
ともするとコーチングには、
「誰よりも元気なコーチ!」という過剰サービスもある。
コーチサービスを依頼するとけっこうとにかく元気だ。
知人はそのようなコーチングは性に合わないといった。
とりあえずメールではそんなノリもない。
ポイントを絞ったメールコーチングでは、
希望を維持するための考え方を見つける。
考え方で自分の内側に壁を作っていれば、
それを解放させる。
そして空中へ舞う羽を身に纏うように。。。
メールの短い文章が、
これほど効いてくるものなのだろうか。
そのような疑問はストーリーが進に連れて、
問題ないもののように思えてきました。
私はこれから東大入学を希望しているわけではありませんが、
コーチングの流れやノウハウを生きた形で教えていただけました。
ボディワークのレクチャーが、
このようなコーチングでできればいいですよね。
心の内側に描いた希望を維持し続けることができれば!
最近の若者もけっこうたいしたものであります。^^1
書名:コーチ!おしえて…―未来はきみの手のひらの中に
著者:影井 秀
出版:ゴマブックス