施術やワークの組み合わせを考えより美味しくする

十字式健康法ではわずか数分、
気合を込めて念力を利用する。
自律神経には12箇所程度、
接触が悪くなる箇所があります。
神経が物理的に曲がりくねるところや、
配線が分岐される分岐点です。


要は、
電気コードの通線と変わらないのです。


十字式を信じるかどうかは、
人それぞれ。ひとまずおいておいて。^^1


現象面を観察すれば、
確かに脊椎が術前と術後での変化が生まれるケースがある。
外部から外電圧を強めて滞留を流すような仕組みかもしれない。
電気的磁場の力が強まれば、
通線が途絶えているところも作動し出すという現象は、
意外に起こり得るものです。


このあいだうちの近所に雷が落ちたとき、
壊れた電気のチャイムがピンポン〜、ピンポン〜。
いきなり天井裏でなり始めた。
なり続きました。


最初の一撃は稲妻の作用です。
その後はチャイムの接触が何らかのことで
直ったということでしょう。
ちょっと不思議な体験です。
『それに似ているのでは?』
と勝手に私は判断しております。


プラシーボ効果かどうかは、
十字式の原型は獣医で馬相手だった先生が馬におこなって成果をあげていたのですから、
まずないでしょう。
「この馬をどうほめ殺そうか!」などはありえないでしょ。^^;


何らかの作用で自律神経系統が正常作動するようにさせる。
すると姿勢を司る自律神経配下の姿勢を正し維持する神経機能も正常化する。
それにより術前と術後の脊椎の変化が生じる。
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【自律神経正常作動するよう念力投与】→
【脊椎を正す神経も正常作動】→
【脊椎そくわんが自律神経の命令で是正】→【背骨が正される】


つまり筋肉を押したり引いたりせずとも、
配線を正すれば神経の誤作動による脊椎のそくわんが是正されるのですね。
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だが成果の持続性に個人差が大きい。
一定期間すぎると、
症状が元の方へと押し戻される。


筋膜の癒着量と運動のパターンに手をつけていないのがネック。
だと思います。

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では筋膜のリリースをするワークではどうでしょう?


やはり同様に神経根の分岐点や神経の曲がりがきつくなる関節周辺は、
修正ポイントとしてみています。
その部分に大きなしこりができやすいからです。
筋肉疲労が蓄積しているポイントでもあるから。


物理的に筋肉が多年の負荷がかかることにより、
筋膜の癒着が進みやすい場所。
筋膜の癒着によるしこりは運動パターンと密接な関係がある。
しこりが内部に存在していれば、
しこりを再度作り出す動き方の癖(悪癖)を誘発する。
すると神経を圧迫したり引き延ばすことを繰り返す。


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【神経の接触を悪くする筋膜の癒着部を解放】→
【神経接続を改善】→
【自律神経の姿勢を司る神経が正常化していく】

ですね。
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だがこの繰り返しのパターンをリセットするためには、
かなり深部層の筋膜まで解放していく必要があります。
この作業は多くの時間と労力をつぎ込まなくてはなりません。

そこにネックがあります!

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ここで私からの提案であります。


一つのワークですべてを済まそうとするのではなく、
ワークの組み合わせを考えるのです。


まず自分のココロやカラダの標準点を把握してください。
その上で


たとえばです。


あるワーク(A)とあるワーク(B)。
それらを組み合わすのです。


観察すると(A)+(B)=(AB)という式では手抜きです。


よく観察すると...
(A)の効果量を概算で10とします。
(B)の効果量も概算で10とします。


まったくかみ合わない(A)と(B)ならば単純な足し算です。


(A)+(B)=10+10=20
の効果です。


ですが(A)と(B)が互いにデメリット分を補う場合、
効果が掛け算になってしまうのです。


(A)×(B)=10×10=100
の効果です!


これはおいしい話ですよね。


広く施術やボディワークを研究しているものには、
それぞれのメリットやデメリットや特性から相性を推測します。


『このセッションとあのセッション、
この連携を組ませれば相乗効果が狙えそうだよね』
というときがあります。


ただ組み合わせが悪ければ腹を下すようなこともあるようです。


まるで食い合わせですよね。
食い合わせがよければ飛躍的に美味しい料理に化けます。


一つの施術なりセッションに絞るのもいい。


ただ好奇心が旺盛な方ならばさまざまな施術やワークの本を読んで、
組み合わせを考えてみて。


自分にとって美味しい食べ合わせを見つかれば、
両者が引き立てあって美味しくなります。
効果が掛け算になるのです。

たまたま十字式とうちの方を同時期に通っていたお客様がいて、
成果がことのほかよかった。
お客様にとってワーク同士の組み合わせがとても美味しかったんでしょうね。^^)