マスコミに食われないこと=取扱注意のマスコミ情報

AERA』を読んでたら、
23年来幼稚園で働いている先生が驚いていました。


幼稚園へ送り迎えするための送迎バス。
バスのステップに足をあげて登れない子がいる。


「えっ?ちょっとした段差の階段じゃん」
と思って読み進めると、
階段を登ること自体、
苦手になってきている。


年々、体力値の減少化傾向は、
増加の一途をたどっています。

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〜というようにマスコミは、
人の不安を映し出します。


人は将来起こるだろう不安なことを、
事前に知りたいと本能的に切望する。
最悪に備えるための防衛本能ですね。


それに勘づいているマスコミは、
率先して不安材料を提供する。


すると「そうなのか・・・」と視聴者が納得。


でもマスコミは情報の全体像を伝えてはいない。
人々が知りたい部分を切り出して提供するだけ。


だけどマスコミに切り取られた部分情報が一人歩き。
あたかもすべての情報を得たように錯覚してしまう。


それを「なるほど、そうか。」と受け取る。
隠れた心配事が一つなくなり安心している。


このように、
人が心配しそうな情報をぽ〜んと投げかけるのがマスコミの仕事です。


だから不安をあおるメッセージが多い。
「困ったことが世の中に多くて大変だ!!」
受け取った側はそう認識しますよね。
日々このようなニュースが届きます。


困ったことがあふれる不安情報が、
マスコミにより人々へ届けられる。


それで私たちの心はどう変わるでしょう?

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斎藤一人氏の本を読むと、
「時代の流れはマスコミの報道が与える人々への影響、
それを計算に入れなければならないんだよ」
といいます。


大方の人々がマスコミの切り取った情報を鵜呑みにすれば、
当分この景気が続くだろうともいいます。


マスコミ情報は時代の流れをつかむための道具。
このニュースを人がどう受取り納得するか。
そしてどう動くを読むこと。
時代を読む道具にするのです。


マスコミに踊らされすぎてはいけません。


自分は流されないこと。


情報断食の経験をした方はわかると思います。
その際に内側のもう一人の自分に出会い、
自分にできることを責任持ってがんばる。
心配事で心を乱されるよりも大切なこと。
そして思慮深さを育てるはずです。


このようなマスコミの観方をすれば、
心が不安で満たされなくなるようです。