常識思考を乗り越える考え方

ワークのとき。


過去に類似したコンディションのお客様のとき。
そのときに体験した情報は頭の中に納まっている。


「これは必ず対応できる!」


口には出しませんが、
頭の中でそう受け入れています。
確信に近い感覚です。
これからの対応状況を創造しています。
そして以前の対応より、
クォリティをあげるか。
そこに集中しています。


自分の経験値や臨床例の学習により、
このようなことが増えていきます。
日頃いろいろ問題意識を持っていて、
ちょっとヒントをいただきたいとき。
スムースにですね。
閃きが現れてくれて、
意識のスライドアップが無理なくかなえられます。
「当然そうなるはず」です。
それも自分の目方のうちです。


他の人が『難しい』といわれようがかいまいません。
私の頭の中には改善していくための、
ストーリーが創造できています。
ストーリーを進行するための、
段階分け作業などをしていこうと腹をくくります。

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ですがそこに『飛躍しすぎた対象』があるとき。


こちらの心が最初に動揺してしまう。
すると無意識に逃げ腰になる。
脳波で言えば極度のΒ波。


これではいいアイデアは生まれません。


もちろん身体状況の変化は、
丁寧に筋膜をリリースするのですから起こります。
血行不良の患部に血液が流れだす。
呼吸縮小による酸素不足・エネルギー不足を改善できます。
この身体がゆがみ出す起因をケアしたうえでのワーク。
身体の骨格矯正が主体の手法より手間はかかるが、
仕上げはいい。
その分の自信はある。

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だが考え方でしょうね。


身体に緊張が走ったとき。
瞬時に全体の自信が目減りする。


よく言えば慎重な姿勢です。
自分の身の程を知ること。
自分の器量以上に振り子が振れれば壊れます。
それが常識です。


緊張は私独自のゆっくりとα波モードの脳波レベルを乱します。
自分の中にある「常識の壁の設定」。
大切な気づく力。
その常識の壁があると鈍化する。


現在の私のおこなうワークを10年前の私に伝えたとすれば。
「そんなことはできないよ」と間違いなくいうでしょう。
だが『そんなことはできないよ』と感じた瞬間、
10年という時間がかかるように感じます。
『できない理由を探す』モードにはいり、
自分の責任ではないと考えようとする。


自分の力でコントロールできる自信を失うと、
人間は問題に対して無意識に後ろ向きになる。


そんなときツキを呼ぶ言葉とともに、
自信を深めるイメージもてたならば。。。


ずいぶん結果が変わったのではないか。


問題が解決した現在完了形のイメージを描きつつ、
「〜できるようになって、ありがたい」
「〜できて、感謝しています!」
とイメージを強力に定着させたらどうだろう。


そう考えると意識の改革が起こるようです。
問題に取り組む姿勢が変わります。
取り組むきっかけがあれば、
常識の壁もずっと乗り越えやすくなる。


いろいろ自分のなかで、
試したいと考えております。