書籍紹介:『そこが知りたい!脳と心の仕組み』


脳と心の仕組みに関心があります。


脳という物質。
心という何か。
その相関関係はとても深いようです。


そのポイントをコンパクトにまとめた本がこちら。^^;

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書籍:そこが知りたい!脳と心の仕組み
著者:小野瀬 健人, 永田 和哉
出版:かんき出版

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すごくよくできているんです。

たとえば本の中の項目を抜き出しますと...

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PART5 脳や心が病気になるとは?


1.心の病と脳の関係を見てみよう
2.なぜストレスで潰瘍になるのか?
3.依存症を引き起こす原因は何か
4.なぜヒトは精神を病むのか?
5.なぜ分裂病は起こるのか?
6.過食症・拒食症はなぜ起こるのか?

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など。
学術書では長々と書かれていて読み進めるうちに挫折しそうなことも、
簡潔に図表を活かして説明しています。
ここまで簡潔に専門的な事も踏まえて、
説明してある本はあまり見た事がない。


何冊も類似した本を読みましたが、
この本を読んで頭の整理がつけることができました。


脳を意識して神経や心のネットワークを理解したい。
そのときに脳のこの部分の影響でこの作用がおこる。
そんな説明をしやすくしてくれる本です。


心の絵を描けといわれてもかけませんけど、
脳の絵は描けるのですよ。^^)


『あなたの脳のここら辺の位置にある脳で起こっている事ですよ』
それで脳を通して心をとらえる事ができます。


たとえば...
『脳のここ海馬で記憶が〜』と記憶と海馬が関連づけられると、
『じゃぁ、海馬というところが働くようにすればいいのね』、
といって海馬を働かせる事ができるようなモノを見つけようとするんです。
例えば朝鮮人参とかいいようです。


それだけではなく具体的に
『海馬がよく働いて欲しい』
そう具体的に焦点が絞られた願いになって絵が描けるようになる。


すると不思議な話なのです。
海馬付近の触覚や温感などの感覚に集中したせいでしょうか。
活躍して欲しいところがリアルに描けると働きが促進される。


つまり『脳力』を発揮するのに脳の仕組みを押さえると役立つのです。
そして心の問題と思っていたものも、
実は脳の問題が絡んできていたことに気づく。


すると心を変えようとするのではなく、
脳の使い方を改善すればいいのです。


そのようにとらえ成果を出している方を、
私は知ってます。


眼からうろこが落ちるアプローチですよ!