人間の胴体を輪切りにしてみる。
すると口から肛門まで、
くねくねとまがりながら消化器が連なっている。
生きていくうえで必要なエネルギーをとる。
そのためにこれほどまでの空間を消化器に割いている。
口内から始まり肛門までは下記の道筋。
耳下腺・顎下腺・舌下腺〜口腔〜舌〜咽頭〜喉頭蓋〜食道
〜胃〜膵臓〜肝臓・胆のう〜腎臓〜脾臓〜小腸〜大腸〜直腸〜膀胱〜肛門。
そして肺や心臓も消化器の機能を正すために大切な役割を担っています。
つまり人間の胴体の6〜7割りは消化器の詰め物です。
実は手足以上に生命の維持に直接影響が出るのがここ。
消化器なのです。
僕が人の胴体を見ると、
内臓が詰まって見える。
これが正しい見方です。
...よね。^^;
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『筋肉をゆるめるだけでよい』と流布する治療院のPRがありました。
はたしてそうでしょうか?
ここまで大きな生命に関わる消化器。
消化器を生かすも殺すも食事が大切。
でたまたま私どもボディワーカーは、
筋膜を緩める技術に特化したワーク。
それを得意にしているんですよ。
ということなのです。
体質を変えたいとき。
体調を壊したとき。
食事によって消化器をいたわること。
即効性は期待できないこともあります。
ですがじわじわと効果がでてきます。
ここを手抜きしてしまうとどうでしょう?
例えば長期にわたって添加物が多くとれば腸相が悪くなりますよね。
だから食習慣を変える必要があります。
胴体の大半を占めている消化器を改善。
体質を変えるためにはそうしたほうが、
ずっとメリットが大きいのです。
先日知人の先生から
全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医の新谷弘実氏の本を教わりました。
書名:病気にならない生き方
著者:新谷 弘実
出版:サンマーク出版
先程ちらりと本屋で見てきたのですが、
なかなかすばらしい本でした。
新谷医師がおこなった胃ガン手術後に再発率0%です。
それは術後の食事指導が徹底していて的を得ている。
その実証だと思います。
消化器の中を実際に内視鏡で見て、
どのような食事がいいかアドバイスしてもらうので説得力があります。
新谷先生のホームページ
http://www.drshinya.com/