昨日、斎藤一人さんの講演が四国の方であるから、
それを聞きにいこうかと思うが予備知識は必要か?
というメールをいただきました。
私の日記を読んで興味を持っていただいたそうです。
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以前彼が東京におられるとき、
ボディワイズにワークを受けにきてくれておりました。
それからもうずいぶんの年数が経ちます。
その方は現在は四国在住。
ありがたいことに、
年に数回私どもを思い出していただき、
質問メールなどを送ってきてくれます。
彼は東京にある大学に通っておられました。
六大学の一つです。
彼は勉強熱心かつ研究心が旺盛で、
ワークの内容について質問をします。
事前に関連本を読んでいたので、
多少突っ込んだ内容も話しました。
ワーク時間が長いこともあり、
彼の今までの心の中にあった、
複雑なことをお話ししてくれました。
詳しくはお話することはできません。
若い彼の胸の内には、
つらい悩みをかかえている。
そのことがよく伝わってきていました。
そしてあるとき、
彼より
『鈴木さん、もっと勉強した方がいいよ!』
というアドバイスがありました。
この言葉はよく聞きます。^^;
でも彼の場合は内容がちょっと違うのです。
彼が通う大学の図書館に行くようにと勧めてくれました。
『マニュアルメディスン』や『マイオファッシャルリリース』などの
私が日頃関心を寄せて学んでいるビデオをリクエストしてきたから、
それを所沢へいって勉強してくるといいよ。
このビデオはジャパンライム株式会社のビデオで
優に20万近くです。
日々の生活に追われる私には、
そんな研修費が避けるわけもない。。。
それで彼はなんと大学にリクエストしてくれたのです。
なんとありがたいお話でしょう。
それにうれしい心遣いでしょう。
感謝しております。
私はそちらの大学生ではありませんので、
大学図書館を利用することもできませんでした。
究極の方法で彼は自分のいとこの図書カードを持ってきて、
「これを使ってください」
と差し出してくれました。
当時私はある研究を複数人でして時間に融通がききません。
平日は仕事をしておりますし。。。
そのために所沢へいき学ぶ時間がありません。
図書カードを不正に使うことができませんでした。
図書館進入未遂だから今お話できるのですが。^^;
その彼の思いを無為にしたことが残念でなりません。
そこまで気をかけていただいた方なのです。
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それから一年後くらいだったと思います。
彼は心の病により、
四国の実家に帰郷して今にいたります。
東京を離れることは、
彼にとって断腸の思いだったでしょう。
私にとっても自分の不甲斐なさが嫌で、
部屋の隅でじっと思いを巡らしてうずくまる。
ひたすら悔しい思いでした。
自分が何をすればいいのか、
どう考えればいいのか、
答えが見つかりません。
当時のことを今も思い出します。
私が上手に感情を相手に表現できないもので、
平然としていそうに見えても胸の内は違いますから。
今、私は脳や考え方のほうの勉強を仕事を休んでまで行っているのも、
その当時の思い、
また他の方々の思いも含めての止むに止まれない思いがあるからです。
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それからの私のことですが、
いつもお世話になってさまざまな貴重な智恵を
惜しみなく教えてくれる方とご縁がありました。
本当に感謝しております。
その方が『斎藤一人さんはいいよ』と言われました。
その『いいよ』の意味を知りたかったので、
必死になって読み込みました。
少しずつ『俯瞰から物事を見る目』を持つ考え方を理解しました。
以前も表面的な言葉では主観を離れて客観的に見る重要性は解っていました。でも『つもり』だったということに気づきました。
そのことを気づいたときに、
『生きるってこんなに楽なんだな』と感じました。
睡眠時間が削られても苦になりません。
他人に不平不満をいう気にもなりません。
自己否定が先走る脳内回路が、
自然に合理的な考え方をはじき出すようになりました。
自分の中にあった、
『不安定な部分』が薄らぎました。
まだまだ未完成ですが、
明るく心を落ち着ける術を与えていただいたと感謝しています。
こういう考え方から何かが始まるのかもしれない。
こういう感覚を待望していたのだろう。
そう最近感じています。
そのような思いがあっての、
彼からのメールです。
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本当に日記を書いていてよかった。。。