『あくび指南』の続き-首前側と咀嚼筋の解放


体の調整能力は、
人間にもともと備えられているはず。
シンプルな生理的な仕組みを使うこと。
そこに刺激をいれることで改善が望める。


お金もいらない。
他の人の助けもいらない。
そういうもののはずです。


あくまでも理想を求めていきたい。


昨日から続けて。
今日もスキャニング作業が立て続いたもので。
『あくび修行』続行。


昨日ほどあくびはでないのだが、
どうにかがんばった。(^^)
根性でがんばった。


気づいたこと。
首の前側が柔らかくなった。
胸鎖乳突筋や斜角筋も緩んでいる。
後斜角筋まで緩んでいるのは驚き。
肋骨の1と2も緩んで動きやすい。
これもいいですね。


お蔭でノドボトケ辺りを左右に動かすと、
コキコキといいながらいつもの3倍は動く。
舌下筋がものすごくふにゃふにゃっていうか、
しなやかな柔らかさになった。


首を正しい位置に修正するのが楽だ。
顎を引くことが首の前側の筋肉が硬いと喉が詰まってできない。
それがなくなったということだ。


大胸筋、鎖骨下筋という胸周りの筋肉もふにゃり。
これも首の位置を正すのに役立っている。


呼吸が楽だ。
横隔膜の上下動が大きく可動しだした。


鼻水がずるずる出てきた。^^;
昨日はでなかったんですが、
水状の液体が。
すると鼻呼吸がどんどん楽になる。


表情筋全体が伸びた。
いつも使わないような筋肉も伸びた。



興味深いところ。
頬骨突起を下の側頭筋部分が痛みを感じる。
頬骨突起に付着する咬筋部分が痛い。
おそらく外側翼突筋も痛い。
ただいやな痛みというほどではありません。
(大笑いをして頬の筋肉を上に引き上げてしばらくしたとき
こんな痛みを感じる)


この部分。
咀嚼筋に相当する部分です。
顎関節にストレスがかかっている方々のリリースポイントなのです。


既に顎関節ストレスを強く感じている方は、
過度なあくびの修行は負担がかかり過ぎるかもしれない。
だがこの部分をしっかりリリースされたあと、
この咀嚼筋が再度固まらないようにする。
その助けにはなると思います。
顎関節症は一度治療で改善をしても、
再度再発することがあります。
それを防止することに役立つかもしれません。
(詳細はかかりつけの歯科医師にお尋ねください)

        • -


【結論】


あくびを上手にするための「あくび道」。
体のリセット効果が高く奥深いものです。