ドッチボール番組をみてふと思ったこと

昨日、ひらめ筋ドッチボールを見ていて。^^;


ボールを持った二人が同時に一人に向かってボールを投げる。
そういう技がありました。


合気道の多人数取りをするとき。
以前本で読んだものですが、
多人数でかかってこられたときでも、
攻撃が及ぶまで若干の早い遅いが出てくるそうです。
だから早くくるモノから優先順位付けして対応する。
対応ルールは常に一対一で向き合うこと。
多人数がかかってきてもそれは崩さない。


漫然と相手に対するのではなく、
瞬間相手と対峙しただけで、
相手をまるで10分観察したほど集中力で相手を知る。
相手の動きの癖や次の動作や急所などを把握する。
そしてその情報を受け反射的に体が作動する状態。
そこまで押し上げていく。


普通の人の目では一斉にかかってきたとしても、
あたふたしてどちらが先か後か見分けられないですよね。
私はそうです。


でもそれが見えている。


優先順位が、
一番の人の対応が終われば瞬時に意識をスイッチングして、
二番の人に対応する。
このパターンを繰り返す。
切り替えの速度も驚異的。


時系列的に順列で並んでくるものを順次対応する。
シンプルな神業なのです。


相手を瞬時にどれほど濃密に感じ取るか。
その密度も適切な対応に関係してくると思います。
己を知り彼を知らば百戦あやうからずですから。


ものすごくいいですね〜。^^;
その見極ができる目。
それに対応する体。
仕事に役立ちます。


まさにある人にとっては1分は1分であり、
ある人にとっては1分を1時間にも利用する。


時間はいくらでも割って味わえる。
細分化して大切に使うことで、
驚くような偉業もなしえる。


合気道でもダンサーでも他アーティストでも。
その時間を味方につけた感受性を持てばすごいことになります。
すばらしい表現者になれると思います。


もちろんドッチボール選手でも。^^)

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一番見ていて驚いたのが、
だいたひかるさんへの顔面攻撃でした。
彼女は芸人として美味しいと思ったのでしょうか。


ドッチボールも厳しい戦。
驚きました。^^;