ワークテクニックを伝えるときの風景・・・

簡単なテクニックの真似でも、
けっこう難しいものです。


ある程度体の知識がある先生に伝えるとき。


たとえば膝関節を緩める方法を伝えたとき。
まったく私と同じように動いてくださいね、
と私がやっているのを横でみてもらう。
まずは私がやりますので見ていただきます。


それで今度はあなたの番。
見たものを口でいってもらう。
どんなふうにやっていたか、
いくつも気づいた点をあげてもらう。


いきなりモデルさん相手にやっていただと、
モデルさんがひやひやしそうですし。^^;


回答がポイントを押さえていれば、
やってもらいます。
気づいた改良点を一つずつ話します。
3つぐらいまででやめておきます。
多くいいましても印象に残りません。


そこでその回は終了です。


あとは宿題。
要点や内容を理解して深めてもらいます。
それを次回に教えてもらいます。


それを何回か繰り返します。


活殺点やマルマなど刺激次第で治療にも障害にもなる場所があります。
たとえば『活殺法の秘奥』などの本で、
圧をかけたらまずいところが解ります。
そこいら辺はしっかりチェックします。


これで安全にそのテクニックを身につけられるようにしていきます。

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それから逆に今度は私が生徒になって教えてもらう。
そうすることで互いの技術をシェアしていく。
Win-Winしています。

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以前は欲張っていろいろ伝えなきゃと思っていました。


ですがこういうスタイルもいいですね。