分割された小さな達成感を積み上げる人

物事をなし遂げるとき。


イメージでこうなればいいなと思うだけではいけません。
必ず達成するための『対価』を支払う事。
『対価』とはモノを買うときに支払うお金のようなもの。
1,000円のモノが欲しいならば、
1,000円分の労働が必要です。
そこで100円分の労働を10回。
それで1,000円のモノが入手。


物事は『対価』の積み重ねにより手に入るものです。
わずかな労働ならば労働評価が少ないので効率が悪い。
労働評価の低い作業ではわずかな対価しか支払えない。


でも分割された対価の支払いを重ねれば、
遠く感じられた目標も近くに感じてきます。


物事は対価を支払えば手に入る。それだけ。
そんなシンプルなアイデアを持っていれば、
願いを始めからあきらめる事は少なくなる。


それに最初から1,000円分払うよりも、
無理ない100円分を分割ローンのように、
支払いつづけていく。
家を買うような大きな買い物をするときは、
ローンを組んで時間をかけて支払いを続ける。


大きな事を成すときには、
まずはしっかりとした入手目的のローンを組んで、
日々の小さな分割ローンを支払いつづければいい。


分割ローンの支払いをすることで、
日々の小さな達成感を溜めていく。


人はスポーツでもビジネスでも、
達成感を味わうために取り組んでいます。
「テニスの試合に勝利したときの達成感」や
「大きな成約をしたときの達成感」などです。


達成感を味わえるのがずっと先で、
自分の意志が流されそうになる。


そのときは小さな達成感を大切にすればいい。


練習などの対価をしっかり分析して査定する。
対価リストを作成して目標に見合った分の対価を支払う。


これで多くの目標が適う。

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注意点は...
『身体のここがまだまだなんですよ-_-;』
と言い続けて日々のトレーニングをしては
ずっと目標に今至っていないと苦しむことになる。
苦難の道をひたすらに歩むことになる。
プレッシャーに感じて身体の逃避や緊張が続く。
心地よいものしか人は積極的になれない。


『身体の柔軟性が5%もアップしたんですよ^-^)v』
わずかでも達成感を表現した方がいい。
気楽さがあり心と精神の充実感がある。
肩の力が抜けた感じ方。
心地よいから積極的だ。


言葉づかいにより脳の思考回路は支配されます。
だから小さな達成感を言葉で表現する人は強い。