書籍紹介:メンタル・メンテナンス

人の体の症状は、
多分にメンタルな要素が絡みます。


症状を生み出すようなメンタル・プログラム。
ではその症状が出るような処理をしていると気づけば設定を換えればいい。


でも人間のバイオ・コンピュータのプログラム(脳の記憶・判断など)には
本人が気づかないうちに設定されたものがたくさんあります。
気づかないうちに誤解して学習してしまう。
それが後々まで身体症状を生み出すネックになっているのだが、
本人は気づかないでいる。


人間のバイオ・コンピュータのプログラムを精査していく。
そのたゆまぬ努力が必要とされています。


ですが...
もともと本人が気づかないうちに設定されたプログラムなんて、
たやすく本人が気づくはずもない。
たやすく気づけるものならば、
もうとっくにそんな症状は解決しているはずですから。^-^;


そのようなときにこの本は役立つかもしれません。


心の痛みの種類と症状や、
各臓器と感情の関係など。
中医学を彷彿されます。
おそらく各臓器のバランスが崩れた場合、
肉体面や精神面での影響を示し、
そのメンタルメンテナンス方法を伝えています。


『へぇ〜。この臓器のバランスが崩れると、
不眠になったり腰痛になったり、
イライラしたり鬱になったりするんだ。。。』
など読んでいて自分に当てはまるところが見つかったりして驚きました。


やっぱり私は腎臓が多少ネックかも。^-^;などなど。


この本はAK(アプライドキネシオロジー)の専門書ではありません。
ケースヒストリーなどがあり読みやすさもあります。


ただちょっとメンタル・メンテナンスといっても、
一般の心理学の本とはアプローチがかなり違うので好き嫌いがあるかも。
興味がある方はまずは図書館で借りて目を通してみるのがよいと思います。


書名:メンタルメンテナンス―心を手入れする本
著者:Sala Sowada
出版:アルファポリス


メンタルメンテナンス―心を手入れする本