『身体アンバランスの増加により筋肉は弱化する』
この法則は身体の外面的な骨格筋や骨格のずれについて言い当てている。
この法則を利用することでOリングや筋反射テストなどで、
身体のアンバランスがあるかどうか、
身体のアンバランスを改善後に筋力が戻ったかどうかを調べることができる。
『心の状態が身体に影響を及ぼす』ことを考慮し応用すると、
『心の問題が感じられているときも筋力は弱化する』となる。
ジョージ・バーナード・ショーは戯曲『医者のジレンマ』で、
ドクター・ボニントンについて、
「彼は元気づけ、安心させ、癒していく。
単純にその喜ばしい存在感が病気や不安と相いれないからだ。
折れた骨でさえ、彼の声を聞いただけで元通りくっつくといわれている」
こうなるためには3つの要素が必要です。
(1)患者の病気について理解しやすく妥当な説明がなければならない。
(2)手当てをする側は気遣いと労りを示さなければならない。
(3)その処置がきっと症状を抑えるか軽くするという強い期待を持って実施しなければならない。
プラシーボ効果は実際に心に希望を与える作用を及ぼして、
筋力を強めて活性化させる効力があるといえるでしょう。
心に希望を失いかけたとき。
筋力が弱化してしまう。
心筋や呼吸筋を弱めて循環器や呼吸器関係の能力を弱めてしまう。
胸腺を閉じる姿勢を無意識のうちにしてしまい免疫物質が身体隅々まで行き渡りにくくなる。
それは脳内ホルモンの理想的分泌を阻害までしてしまう。
ドクター・ボニントンのプラシーボ効果は、
主に言語的行動によっておこなわれたのです。
『彼の声を聞いただけで〜』という言葉が象徴的。
「言葉だけでそんな簡単に病気が治るなんて信じられないよね」
そんな言葉が聞こえてきそうです。
ですがジョージ・バーナード・ショーには、
そのような奇跡を戯曲で書き演じさせました。
人は...
なぜそう至ったのか原因を知り、
その説明者の気遣いに感じいり、
元気づけられ期待を持てたとき。
現実的に内側の肉体面での変容が現れるのだと思います。
このような変化を造り出す技術が磨かれていけば、
心と身体の両側面から幸せが訪れることでしょう。
心と身体の関連を理解しながら振る舞うワーカー。
そのようなボディワーカーが増えるといいですね。
一番理想的な改善スタイルではないかと思います。