足部のリリースで仙腸関節が緩んだ

本日のワークで。


足部のリリースをおこないました。
本当は上半身、特に頸部周辺をリリースする予定でしたが、
耳元で『足部を解きなさいよ』といわれたような気がした。
そしてその意見に事も無げに賛同してしまい、
先程まで上半身首回りを解くと言っていたのがころっと方針転換していた。


その点、ワークを受けられていたお客様は驚かれたと思う。
失礼いたしました。


ただそのお蔭で身体状況の進行の重大な引っ掛かり部分がかなり改善された。
足部のリリースといっても簡単にささっとリリースするようなものではなく、
右脚の足部だけを気づいたら30分以上解いていた。
足部に癒着が進んでいました。
多くの筋膜の癒着が骨化して内在していました。
解けば解くほど奥からどんどんしこりが出てきます。
さすがに私もこの部分をこれだけの長時間といたことは少ない。
オステオパシー方面の小回りの利くリリース方法を駆使しました。
ハイアーチで固定され動きが少なくなっている状態を改善させた。
まだまだ硬さはあるが、
初期状況に比べれば動きは付いてきた。
また次回もここを少しずつ解いておこうと思った。


この部分がリリースできたお蔭も手伝って大きな変化が生じた。
先程仙椎の上に手をのせて加圧をしたときは硬くてびくともせずに、
『ずるっ』と滑らされていたのが明らかに動くようになった。
我ながらここまで足部のリリースが
仙骨部分にまで多大な影響を与えているとは!!


この仙腸関節部分が固定して骨盤底筋が常に過緊張状態では、
体幹が緩むことはあまり期待できないのです。
コアを常に定位置に置くことができません。
もちろん四肢も硬化し続けます。
そこをどうにかして抜け出したかった。。。
必死になって様々な模索をしているときの、
ふっとわきあがったメッセージでした。
それに従って本当によかった。^-^)


理論的にはこうなることもうなずけるんです。
理論的には。。。


ですが頭ではわかっていても、
『えっ?』という感じでした。


それほど本当にラッキーでした。


とても貴重な体験をさせていただきました。
感謝。