心のイオン化

掃除をするって大切ですよね。
私も『掃除道』の本を読んで、
つくづくそう感じました。


部屋が汚れていたり、
整理されていなければどうなるか。
機能的な生活が送れない。
それだけではないはずです。
気分もあまりよくないはず。


乱れて乱雑になった場には、
それにふさわしい場の力が宿ります。


部屋のたとえからもう少し微細な『水』に目を移す。
水はH(水素)二個とo酸素一個が結びついている。
それは誰でもご存知。
でも実際は水に強力磁石を入れて半日放置しておく。
すると水素と酸素の並びが整えられてエネルギー的に安定する。
そのおかげかとてもどのごしがよいおいしい水になる。
強力な磁石のおかげで水のHとOの並びが整えられ、
だまになっていたものが分離して、
原子の流れも統一化していくため。
水がイオン化する様子です。


水もエネルギーが乱れるならば、
人に対して摂取してもおいしくないものとなる。
そしてそんな力のない水を飲み続ければ体調はどうなるだろう。
身体の多くの部分が水で占められているのだ。



ではここでもう少し飛躍した考え方をしよう。
心もエネルギーが乱れるならば、
人に対してよい作用を及ぼさなくなる。
心も水と同じようなもの。
エネルギーの流れが乱れていればだまになる。
流れの方向もあちこちでぶつかり攻撃しあう。
そして身体にもよくない。


だが心がイオン化されればどうだろう。
水と同じように。。。


心の流れる方向が整い、
繊細に心の元素が分かれ整う。
すると他の心と交わるときも、
互いにぶつかり合うことを少なくさせるだろう。


心は目に見えません。


だけど実際には私たちの感情を生み出し、
行動を規定している原動力のようなもの。
目に見えない心ですが、
目に見えないものを少しだけ整えられていくイメージを持つ。


強すぎる罪悪感や後悔、怒り。
妬みとか恨みとか悲しみとかネガティブな自己の自律神経を傷つけるものからは、
実際には自身の該当する内臓を傷つけてしまう。
例えば肺が弱り悲しみと憂鬱が生み出され、
胃や脾臓が衰弱し不均衡ならば不安や心配があふれる。
腎臓が弱ればおそれが出てしまう。
いつのまにかネガティブな感情が先行して該当する臓器を痛めつけてしまう。
そのような現象を起こすのが心の作用でもあります。


心をイオン化していく。



抽象的なイメージですが、
自分の持つ意思の力や思いやりや感謝などの強いエネルギーを持った磁石により、
心はイオン化されていくものだと思います。