野菜の中の細菌たちがたんぱく質をつくる


『野菜はちょっと高くても作った人の顔の見える有機栽培で。』


経済的なことや利便性を考えると近所のスーパーや八百屋さんになりますよね。


野菜の小片をすりつぶして顕微鏡で見てみる。
農薬がかかった野菜のなかには細菌がいない。
だが顔の見える有機栽培でつくられた野菜からは、
非常に多くの細菌が元気いっぱい活動している。


この細菌が人間の腸内で消化吸収を助ける。
肉食で肉からたんぱく質をとらなくても、
野菜のなかの細菌がたんぱく質を作り出す。
巨体を誇る象やゴリラが筋骨隆々な体を造れるのは、
野菜や植物の中にいる細菌が腸内でのたんぱく質生成をしているからです。


野菜に栄養素が増えるような品種改良がなされても、
この細菌がいないような農作物には魅力が半減されるでしょう。


そして腸内をきれいに保つためにもこの細菌達が役立つそうです。
大腸内の清浄化促進には、
緩下剤などを利用するのも手かもしれませんが、
有機野菜をとるように心がけることでもよいのかもしれませんね。