力を骨にゆだねた図


骨を使って立つときの脚部の図で私が「さすがだ!」と思う図はというと。。。


書籍:筋膜療法『異次元”体のゆがみ”の治療法』
著者:吉岡紀夫
出版:たにぐち書店


こちらの本のP137の図7-2 
「”姿勢”の本態は”力”を「骨にゆだねる」こと!」
です。


なんでこんなにまでも、
あいまいさを拭い去った図を描けるのだろう。


ひとつの図の中にいくつもの要素が書き込まれているため、
体の構造学を勉強していないとどこを注視すればよいか
戸惑われるかもしれない。
だがまさに骨にゆだねた立ち方を示した図と
骨にゆだねられずに筋膜構造に依存した図との
構造上の美しさの違いをみればどうだろうか。


なぜ自然体で立つときには膝が伸びていないといけないのか?も、
この図を見てみれば十分直感的に推察できるでしょう。


著者の透徹した人体に対しての理解の深さが感じられます。
ものすごい底力のある人物ですね。


この図に興味がある方は、
たにぐち書店とか民間手技療法の専門書が置いてある書店にでかけたとき、
本書をちらっと覗いてみてくださいね。
ちなみにこちらの本は都内の図書館にはどこも置いてない本です。
本当に良書なんですけど。。。


また私どものところにお通いの方でしたら、
お気軽に『本、見せて』とおっしゃってください。
そうすれば私が頼まれなくとも解説を加えそのすごさを語り始めるでしょう。