あごは頭ではなくて、
頭にあごが吊り下げられている感じのものだそうです。
つまり頭はあごを抜いた部分。
下あごがない頭というと不気味に思えるけど、
どうやらそういったことらしいのです。
でもあごってものすごい強い食いしばる筋肉があるので、
ついつい力をいれてしまいがちになる。
そうなるとあごに気をとられてしまう。
あごを頭に必死に一体化させようとしてはいけません。
あごをかみ締める動作はご飯を食べるとき。
極度の集中力が必要なとき。
そのときを除いて
ついつい緊張癖や力み癖が付くと
不用意にあごの力を入れがちになります。
そうするとあごの筋肉が横に張り出してきますから、
それはそれで見栄えがいいものではありません。
そのほかのときはあごの力みを抜いておきましょ。
頭にやわらかく吊り下げていればいいんでしょう。
無理にあごを頭に圧着させてはなりません。
あごの筋肉を緩めてリラックスするという指示は、
あごを頭から分けて感じてみてという表現もできそうですね。