歯のかみ合わせについて。


今、歯医者さんにいってます。


以前つめた奥歯がとれまして。--;


それで歯のかみ合わせが変わり、
それにより肩こりや腰痛が発生。


今までの歯の上下のかみ合わせ具合が変わるだけで
ものすごく気になるものですね。


そのことを痛感しています。


口の中は体の外部の世界と内部の世界の境界線は関所のようなもの。


口の中の舌などの神経は想像以上に鋭敏です。
触覚が味覚としてまで進化するほどですから。
で、ちょっと歯のかみ合わせが変わるだけで、
口内の触覚が歯のかみ合わせの変化に注意を集中するため味覚が鈍くなる。
味がわかりづらくなりおいしく食べられない。


もちろん歯のかみ合わせのパターンが今までと違うので、
どのように噛めばよいかがわかるまでは恐る恐る噛んでいる。
間違いなく咀嚼が不十分で胃に負担をかけます。
今までの倍ぐらいの大きさのものが胃になだれ込むのですから、
それはたまったものじゃないですよね。


じきにかみ合わせがずれていても、
ずれているなりにもっとも効率のいい噛みかたをあみ出すものですが、
それまではいろいろと苦しむことになります。


ゆえに歯科矯正をなさっておられる方々のご苦労をお察しいたしますと、
どれほど大変な肉体的にも精神的にも大変な様子であるのでしょう。


いつか歯科矯正も十分な矯正成果がえられれば終了する。
そのような期限付きのご苦労だからというのが救いです。
そのようなことを知人も先だって申しておられましたし。


それにしても歯はやはり大切にしたいものです。
何度歯がさめのようにはえかわればいいのにと
バカな願いを切々と祈りましたが、
それはかなわぬことでした。


人の寿命は125歳まで、
っていうことを聞いたことがある人は多いのでしょう。
そのような寿命が長期に続くとすれば、
歯は絶対に失ったら戻らないものです。
なおさら大切にしなければなりません。


私どもの扱う筋膜の癒着などは、
いったん癒着なさっても、
解いていくことのできるもの。
簡単じゃないですが、
理論的には十分なケアをする手間隙をかければ、
赤子のような若々しい様子へと近づけることは
絶対にできるのです。


でも歯は一度抜け落ちてしまえば、
塑性しないもの。


十分注意していきたいと思います。


本当には歯医者さんに感謝です。