『子宮内膜症があって生理痛がきつかったのにあまり気にならなくなった』
とおっしゃられるようになることがあります。
特にここ最近に立て続けて数名にそのようなことを言われました。
お客様にとって大変に幸運なことだと思います。
子宮内膜症や子宮筋腫のような症状化したものが、
すぐに消えてなくなるなんて私には想像がつきません。
子宮内膜症や子宮筋腫になられた女性の腰背部や殿部の特徴を知るため
多年にわたり腹部内奥でおきてきたストレスの蓄積がどれほどのものか。
腹部奥が冷たいし腰部椎間板が狭窄している。
腰部や腹部奥のしこりが強く内臓が全体的に下垂している。
そのような状態が長期間続けられてきたため発生した
子宮内膜症や子宮筋腫もあると思われます。
もともと子宮には胎児がいたり生理中だったり生殖活動中以外のときは、
血液は健康状態を保てる最低ラインしか流されません。
生殖活動に関係している臓器で必要以上は血液を割かないのです。
だから普段は子宮はとても冷えやすい臓器です。
冷えやすい臓器だから
もっと冷やすようなことをしてはいけません。
冷えているっていうことは血液の流れやリンパ液の流れが滞っていること。
よって栄養素が運ばれず老廃物が捨てられない。
免疫力も低下する。
冷えた筋膜は癒着するとめったにははがれにくい。
そのような状態のお腹であれば、
なかなか子宮内膜症などがあって生理痛が気にならないなどということは、
あまりないようです。
ただ必要十分な腹部の柔らかさっていうものがあるのです。
そのようなお腹に近づけていくことができれば、
腹部の環境が変わってくるようです。
そのような腹部環境に至った方々から、
生理痛が気にならなくなった
とお話いただけたのです。
すぐに子宮内膜症などが改善するとは思いません。
ただ今まで流れづらくなっていた子宮内へと血液などが流れ暖め、
リンパ液を送り込み患部を発見し治癒するサイクルに乗れるかどうか。
そういうお腹はしなやかだし柔らかいし暖かい。
そこからはそのお客様のお腹や腰を固めない詰まらせない使い方など
ご自身でどうその状態を維持促進するか。
そして自身の自然治癒力に期待通りの働きをしていただくかですよね。
その際に予断なくお腹の奥底が冷えた理由を考え、
二度とそこにいかないよう努めていただければうれしいです。
がんばってくださいね。^-^)