人間は遠赤外線を吸収・放射して健康バランスをとる

アンチエイジングを研究しているとよく出てくる言葉があります。
フリーラジカルと呼ばれる言葉で、
老化原因とされるとても不安定な分子構造のこと。
その代表格が活性酸素だそうです。


そして活性酸素をなどのフリーラジカルの発生を抑えることができる
一酸化窒素を生成促進させる作用が遠赤外線にはある。
そのようなことが研究成果としてわかってきた。


遠赤外線は人間も体から外界に向けて放射しているものだ。
外界の遠赤外線を体内に吸収することもできる。
健康体なら遠赤外線の吸収と放射のバランスが取れている。
だが健康を損ねるとこの遠赤外線の吸収と放射のバランスが崩れてしまう。
そのときに遠赤外線を放射する太陽光や器具などを利用して対応できる。
外界の遠赤外線を体に積極的に取り込む。
そうすることで健康体の状態で起きていた
遠赤外線の吸収と放射バランスを復活させることができる。


ある種のビタミンを摂取することで活性酸素の発生を抑制できるが、
ちょうど遠赤外線を皮膚から吸収することもそれと同じか、
状況によりそれ以上の成果を得られるようです。


つまり遠赤外線を浴びることは
血液循環や新陳代謝を活性化する温熱効果だけじゃないんですね。


でも太陽光は紫外線などの皮膚に後々まで残るダメージを与える。
残念ながらもっとも安上がりの太陽光からの遠赤外線吸収は
程ほどにしておいたほうがいいようです。


そんなときは遠赤外線のサウナなどを利用するのも手だと思います。
ただ一部のおがくず風呂みたいなところでは短時間入浴過ぎて
遠赤外線を十分に吸収することができないので注意が必要です。
全裸か薄いTシャツ・短パンなどで30分は適温で遠赤外線を
週一度程度浴びると肌の艶がでてきて老化を逆行しますね。
それはこまめに遠赤外線サウナを利用する人を観て実感します。



余談ですがオステオパスで著名なロバート・C・フルフォード博士は、
いのちの輝き―フルフォード博士が語る自然治癒力』でマルチビタミンの摂取を奨励しています。
最近の野菜等の栄養素が減少してビタミン類を失っているためといいます。
マルチビタミンは化学的に合成されたものはダメで、
生のものからビタミンを抽出した製品を選ぶようにといいます。
ちょっと高価な有機農法野菜を食していればそんな心配はない。
だけど外食が多い方などは選択は難しくなるでしょう。
そんなときは口からマルチビタミンを摂取して、
活性酸素を抑制する対策をとるのも致し方ない。
ビタミン剤とかお薬として摂取するイメージか、
栄養補助食品として利用するかの考え方ですね。
実践成果主義のフルフォード博士の勧めだから、
ちょっと捨て置けないところがあります。