水泳が体によいかどうか?
一般的には健康増進のためのスポーツという認識。
たとえばクロールをしている学生たちの胸部を観察してみると、
胸椎という胸の骨が曲がっていたといいます。
強い肩こりで側弯症ぎみという悩みを抱えている。
それはなぜかというとクロールをするときに片側だけで息継ぎをしたため。
片側のみに息継ぎをするときに首をひねると、
首をひねった側の腕や首の筋肉の使いようが強くなり、
そのために片側が不均衡に広背筋や僧帽筋が発達していきます。
そのために胸部が曲がっていくという症状が起きていたのです。
だから息継ぎをするときには右側だけで息継ぎをするのではなく、
左側でも右と同回数息継ぎをする。
そうすることでつらい肩こりが大幅に軽減していったといいます。
一般的に健康になるための運動と言われるものでも、
体の左右差を助長するような要素があればネガティブな成果も生じてしまう。
ウォーキングでも体の左右の回転や足の上げ下げなどの差があれば、
左右の足の太さが変わってきて骨盤がゆがみます。
それを押していくと大きな負担を腰部に溜め込み
脊椎の側弯へとつながります。
「姿勢の矯正」は普段の体の左右差を少なくするか、
できるだけ均等に利用する工夫することが大切です。
それで脊椎のゆがみによる自律神経系の疾患も改善していくと思います。
長年かけてきた体をゆがませる癖を抜くのは、
一朝一夕でできるものではありません。
あせりは禁物です。
まずは日々の体を動かすようすの観察から始まります。
薄皮をはがすように一枚ずつはがしていくとよいでしょう。