確率の問題?


ルルドの水ってご存知でしょうか?
難病を患う方々がルルドの水を飲む。
そうすると体調が回復する奇跡が起こることがあるといいます。


私は母方の祖母が危篤になったときに手に入れて送りました。
もう30年くらい前の話です。
祖母は敬虔なクリスチャンでした。
ですからぜひ送りたかったのです。
少しでも元気になってほしかった。


ただ当時は自分でルルドにいくことはできません。
15歳くらいで行動力のかけらもない人でしたから^-^;。


ですが偶然に何かの雑誌を読んでいたら、
ルルドに行かれた方が「目薬のビン程度の水を必要な方にわけます」
というメッセージが小さく書かれていたのが目に飛び込んできました。
お送りいただく送料分の切手だけしか受け取らない。
まったくの善意の方の申し出でした。


そのありがたいお言葉に甘えさせていただきました。


なんという幸運でしょう。


母が祖母のもとへ行くときにちょうど持たせることができました。
ただ残念なことですがそれから数週間後に祖母はなくなりました。
旅立つ祖母に信仰した神のお導きがあればとお祈りしました。


魂のかけら―ある物理学者の神秘体験』という本を読んでいましたら、
ルルドの聖地にいくことで癌の回復にいたったという話が語られていた。


ルルドの水で癌などの病が改善する確率は7%程度といいます。
そして抗癌剤などの化学療法での確率は5%程度。
わずかながらルルドのほうが高いようです。
ですが病院で化学療法を受けられた方々を対象にデータほどの正確な統計は
ルルドの水では難しいと思われます。


著者は癌を患い7%というわずかだけ確率が高いものを選択して、
化学療法を受けることを拒みルルドの聖地に旅立ったそうです。
この判断は現代科学的にいえば無謀であるといわれるでしょう。
または悪い結果が出れば医者にはそれみたことかといわれたり、
人から笑われるかもしれません。
ルルドから帰り癌のようすを調べる腫瘍マーカーで検査をする。
奇跡的に明らかな改善傾向がみられ医者に驚かれたといいます。


本当にそういうことってあるものなのですね。
著者がご自身で体験したことなので説得力がありました。


ただスピリチュアル系の色合いが強い本ですから、
そのようなものを好まない方は読まないようにね。


私はこの本をいくつかの視点で読んで考え事をしたら、
考え込みすぎて数日間ウツ状態に近くなりましたから。
合気・・・。
そこを近い将来に施術で取り組むべき課題になる。
それが途方もないことのように思えてきて。。。
ひさびさに途方にくれちゃいまして。^-^;