興味があるのに10年買えずにいた本の話

一般の方には無縁の本でありますが、
オステオパシーを勉強している人に、
オステオパシー・スティルテクニック』
リチャード・バン バスカーク (著), 森田 博也 (翻訳)
の本を購入して学んでおられる先生も多くおられます。


本書は、オステオパシー創始者A.T.スティルが残したテクニックを、
アメリカ・オステオパシー学会(AAO)が1999年に出版して話題を呼んだ
『The Still Technique (Manual)』の完全邦訳版である。
“リスクが少なく効果が大きい”といわれるスティル・テクニックを、
豊富な写真とともに解説する。


とのこと。



だけどずっとこの本だけは私は購入を控えてしまっていました。
たにぐち書店でこちらの本を手に取るとじ〜っとみるのですが、
購入する一歩が踏み出せませんでした。


内容は優れています。
ですが手技をおこなう写真が多く掲載されています。
でも本が私には読みにくく感じてしまい頭がくらくらしてしまう。
オステオパシーの祖といえるスティルが記した貴重な記録なのに。
どうしても買う気が起きない。−−;


先ほどエンタプライズのホームページをみたら、
オステオパシー・スティル・テクニック
〈マニュアル〉【第2版】』が[7月末刊行予定]だそうです!
http://www.e-ep.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=4-7825-tt-159



10年の時を経てテクニックの運用ほかを大々的に改訂・増補!
実技写真が3倍増、ページ数も倍増に
とのことです。


スティルテクニックの初版を購入しようかとお考えの方がいたら、
もう少しだけ待ってみて【第2版】を確認してみてはと思います。
私も書籍『オステオパシー・スティル・テクニック』を購入し、
そちらの学習に取り組めるかもしれない。
そう期待しています。


それにしても初版がでたのが10年前なんだ。
その本がでた当時からずっと気になり続けて、
だけどずっと買うかどうか迷い続けていた。
ものすごく長い時間迷い続けているものと、
自分でもあきれてます。


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また別の本の話なのですが、
図書館でスポーツマッサージの本を借りてきました。


スケルトン写真でよくわかる スポーツ・マッサージ

スケルトン写真でよくわかる スポーツ・マッサージ
熊倉 弘雄 (著), 中澤 清江 (著)
単行本: 212ページ
出版社: ナツメ社 (2007/12/19)



ケルトン写真というところに魅かれて予約してとどいたものなのですが、
肌の下に透けて見える描き方の筋肉や骨格の絵が非常にきれい。
写真はすべてカラー。
マッサージ方向等は矢印で明快。
一般の方向けですから難しいマッサージ方法は語られていませんが、
いい仕上がりのマッサージの本です。
どこの筋肉をマッサージするかが視覚的にダイレクトにわかる。
パートナーマッサージの頁数が半数を超えますが
セルフマッサージ法も章も設けて解説されひとりでも役立ちます。


興味がある人は書店などで手にとってみてくださいね。