脚部の外側を柔軟化させてくれたシューズ

ヒップホップ系ダンスをしておられるお客様。
地面を足の裏の芯でとらえるために、MBTを購入。


それを履きますと注意すべきポイントを意識しながら歩けば、
ただの散歩が最良の姿勢を手に入れるためのエクササイズに。


ワークをさせていただいたときに、
自然に脚部の内側に意識が自然に向き、
足が細くそしてやわらかくなってきました。


ヒップホップのダンスなどで体の動きを究めようと努力をし、
運動神経を磨いておられました。


足の骨の外側線ラインにかかる心理的かつ習慣的な外側から体を支える、
そのような脚部の関節をずらし緊張させてしまう状態をいつ手放せるか。


あとひとつ足の骨の内側線ラインに意識が向きだせばという段階でした。


たとえば五重塔が長年立ち続けられる仕組みは、
大黒柱として芯が地下深くから塔の上端まで延びる、
風が吹けばしなる大木の柱がつらぬかれているから。
内側から一本、外力を受け入れて自然に流す大黒柱を備えているから。
外界からの力をソフトに受け流す仕組みですよね。


もし大黒柱が剛性が強い鉄筋ならばつねに負荷がかかる一点にひびが入り、
ぽっきりといってしまいます。


足もそういった感じの立ち方を、
足のかかとから脚の骨から骨盤、そして脊椎、頭蓋骨という、
脚部の関節や脊椎の椎間板という骨をしならせてソフトに動的衝撃を
受け流す仕組みがあります。


人体のテンセグリティ構造体を上下にかなえるための仕組みでもある。



体を固めずにゆれながら外的衝撃を受け流してもいいと気づく。
すると体全体の関節が緊張せずに筋弛緩させたほうが快適です。


このような状態を体現できるのはひとにぎりの武術家やアスリートだけか?
というとそうでもないのです。



MBT(マサイ・ベアフット・ テクノロジー)は
広大な自然を生活の場としているマサイの人々は主に裸足で歩きます。
柔らかで決して平坦でない不安定な大地を歩く事で、
人間の潜在的な歩行能力は覚醒します。
その優れた歩行技術をスイスのシューズテクノロジーMBTに結集しました。
マサイ族の素足(Barefoot/ベアフット)をヒントにスイスで作られた、
その名も「世界最小のフィットネススタジオ」だそうです。



最近はターザンなどのスポーツ雑誌にも記事の掲載もあるため、
ご存知の人もおられるでしょう。
一部、太極拳をなさっておられる方には、
すでによく履いているよという人もちらほら。


ただMBTのシューズは3万円を超えるものがほとんどで、
ヒップホップをなさっておられるお客様も、
清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入。
とにかく自分の体でどのような変化が起きるか実験したい、
そのような探究心が勝ったようであります。


興味がある方は以下の公式HPをごらんいただくか
http://www.mbt-evernew.com/
いろいろとネット検索をしてみても面白いでしょう。