声に出してのエクササイズや動きの研究


「ゆる」スポーツ・トレーニング革命―ウェイトトレーニングはもういらない!? (DVD book)】というDVD付き書籍をみてみました。


高岡 英夫が著者です。


DVDではゆる体操を、
鹿屋女子体育大学のバスケットボール部員が実演してくれています。
格段に書籍でイラストを見ながらより映像のほうがわかりやすいですね。


ただ2005/12に出版されているため、
もうゆる体操のなかみは今ではずいぶん変わっているのかもしれません。


バスケットボール部員がゆる体操を実演するときに、
ちょっとはずかしい言葉をいいながら動いていました。


骨格を動かすときに骨を緩めて動かす象徴として「骨を緩める」を短めにして、
「ほゆるほゆるほゆる・・」といいながら体操をしていました。


かなり恥ずかしい感じがします。


ですがゆる体操ばかりでなく、
新たなエクササイズをしたり、
日常動作を精査して行おうとしたり、
動き方のパターンを変えたいときなどは、
自分が動く様子を実況中継していくといい。


心の中で言葉にするのでもいいでしょう。


実際に口から言葉を発して実況中継してもいいでしょう。


すると不思議なことがおこります。


新たな気に入った動き方がひらめくこともあるし、
悪癖として身についた動作時の力みが低減したり、
動きにリズムがついてきたり集中が持続できたり。



言葉にして意識に動きのパターンを監視させると、
無意識に負担がかかるような偏った動きをしても
自然に訂正してくれることさえある。


いつもは何も考えずに同じパターンに規定された動きしかしないのが人間だ。


それが声に出し動きを実況中継することで
間ができてそこで不都合が含まれたパターンに気づく冷静さを取り戻させる。