頭蓋骨のゆがみ方が大きいとき。


頭蓋骨のゆがみ方が大きいとき。


首の筋肉の深部を探ると骨に近い硬さの筋肉が見つかります。


表面の筋肉部分は一見すると異常ないように見えるのだが
硬くないように見えてしまうことで奥の層が隠れています。
この硬い首の筋肉が
頭蓋骨のパーツを正常な場所からずらす力を発揮する動力源にもなる。


首の中のしこりが頭蓋骨に与える影響は大きいというか、
骨は筋肉によって並べられその所定の場所に収まるもの。


頭蓋骨の縫合部分がずれている問題がなくても、
首の奥が強く硬化するケースはあります。
ただ頭蓋骨のずれが目だってあるときには、
ほとんどのケース、これが該当しますので。


だから頭蓋骨の調整をするには
ここのリリースを考慮すること。


ただしこの部位を解くには高い技術力が必要です。


私はカウンターストレインやスティルテクニックを変則的に応用。
他にもいくつかのテクニックをあわせて時間をかけて解いていく。


多くは左首にしつこいしこりがあるのだが、
状態が思わしくなければ右首にもしこりが入る。
解くところは首筋だけの狭いエリアでは及第点ではなく、
上部胸部の首の筋肉の付着点や環椎の詰まりなども解く。


首の深部を解くには先に準備が必要なときがあります。
解く前に下半身や腰背部などが解かれていること。
立ち方の妙について体現できるのが望ましいでしょう。


注意しなければならない点は、
頸部はは人間の急所なのです。
素人判断で解いてはもっとも危険な部位のひとつ。
専門知識がなければ勝手にいじらないほうがよい。


そのような場所です。


患部の様子を少し書きますと。。。


多くのケースでは骨と同じほどの硬さになると痛覚が麻痺してます。
麻痺している状態でそとから押されても痛みはさほどでもないです。


それが解かれていくことで痛覚神経に血液が運ばれ痛みを感じだす。


「チクゥーー」トゲのように突き出したしこりを軽く触れるだけで。
「ウォッチッ」軽く触れるだけで広く深い炎症が感じられだすので。


驚きつつ初めて自分のその部位に問題があったと気づくものです。


このようなものが入っていては首が絞まる息苦しさも感じ、
頚椎や胸椎という脊髄神経系のネック部分に不安がでます。


ここが解けていないと頭蓋骨部分のゆがみは
いずれまた元通りのように戻っていく恐れも。


ここは手間隙かけてしっかり解いていこう!