「脳やシナプスの可塑性」について。


mixiをさっきたまたま覗いてみたら、
メールが来ていました。


理学療法士めざし学校に通われてがんばっておられる方で、
体の可能性に深い関心を寄せて研究なさっておられます。


「脳の可塑性」について興味を持っておられたようで
そのことについての私が知っているテクニックについて
関係性はあるかとの質問をしていただきました。



「脳の可塑性」はないと昔は言われていましたよね。


10年も前のことでは、
脳はダメージを受けてしまうと、
脳は復活しないというようなことを申されていたと記憶しています。
そのために下肢がうまく動かないようになったとすれば、
そこの部分を動かさなくてよいような動きをリハビリで
身につけさせていこうとする。



昨今では脳も可塑性があるといわれてきていまして。
脳のシナプスが変化し続けて失われた機能が取り戻せたような例が
発表されてきていまして。


もし脳のシナプスが機能を取り戻せるものならば、
機能を現状ではできない感じとなった下肢を動かさないようにすることで、
動かさないようにするという学習をさせられてしまっているのではないか。


そうなると理想とするならば、
徐々に脳のシナプスが画期的な機能を取り戻し可塑性を示してほしいのに、
それを阻害するようなことになりかねないのではないか。
というようなことがいわれているようです。


そのことは改めてGoogleで「脳の可塑性」で調べてみて、
「脳の可塑性に注目したリハビリテーション」などを参照して感じました。


詳細は申せませんが、
アプライドキネシオロジー系のテクニックが
脳の可塑性を促進させるものかどうかという質問だと思います。
詳細は解説いたしかねますが「神経学的統合不全」を改善するものです。


私のそのテクニックについての認識は次のようなものでして。
たとえばパソコンが壊れていたのだが
電源系統が接触不良だっただけだったとします。
それを調べ電気系統の一部の接触を改善したら
一瞬でちゃんと起動できるようになりますよね。


同様なことを体全体を支配する脳システムを調整することで人体に起こす。
脳がかかわる他の臓器やその他多くの器官に関係し、
脳の使い方の偏りなどからくる電圧変異やら経絡の電圧低下やら、
その他による問題を改善できるよう目的を定めたテクニック。


そこまででしかなくて、
それ以上の脳の可塑性を促進させるまでには意識がいっておりませんでした。
なので脳の可塑性がおきた臨床例は知らないので私にはわからないとしか申せませんでした。



ただ理学療法士の学ぶ内容も年々深まっておられるのだと関心いたしました。