神社での自然観察

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ここ4ヶ月前後にわたって夜間、
近くの八幡神社で気功的な修練。


気の感覚を強めるには最適です。


八幡様、末社の稲荷神社と大黒天が祀られている社。
かつては古墳があった場所を八幡様としている地で、
歴々たる地主神が自然神と化してそちらにおられる。
地主神に感謝を込めています。


梅雨が開けて8月になりました。
夏になりセミやカナブンなどの
虫たちが多くなりました。
蚊も多くいて襲われるので、
長袖シャツに手袋装着での完全防備です。



そちらの神社で気づいた少し不思議なところがあります。
通常は人間が近づくと
セミもカナブンも逃げようとするでしょう。
それがある一角の場ではセミたちは私が触っても逃げようとしません。
ちょっとやめてくださいよねという感じで、
歩いてにじり逃げる程度です。


私の目の前で幼虫のカラを割って成虫がでてきたり。
かわいいなぁと親しみがこもります。


「このセミたちも短い命を大切にしているんだろう」


「このセミたちは成虫になって一瞬、一瞬を生きる」


そしてセミは猫に食われつつ、
電灯のちょうちんに入り出られずに。
路上には仰向けになっている瀕死のセミも。
長い間、地中にて住まい、
また地中に帰ります。


夏休みを謳歌する子供のような感覚で、
神社の境内でおきる日々の変化を感じています。


日々の仕事に疲れた感性を癒してくれる。



そんな楽しみになっております。


都会の小さな自然ですが気感も強めてくれます。
瞬時に周囲を把握する観察力が鋭くなりました。


あと三つ指をついてじっとして動かないヒキガエルもいます。
触るとやっぱりやめてくださいよねと半目をつぶります。